現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 文化観光局の第8回とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)開催事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  別途の計上      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

第8回とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)開催事業

将来ビジョン関連事業(楽しむ/芸術・文化の振興)

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文化観光局 文化政策課 総合芸術文化祭担当  

電話番号:0857-26-7234  E-mail:bunsei@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 38,014千円 29,045千円 67,059千円 3.6人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 38,014千円 29,045千円 67,059千円 3.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:38,014千円    財源:単県 

査定:計上   計上額:38,014千円

事業内容

1 事業の背景

平成14年に開催した「国民文化祭とっとり」で、多くの県民が文化芸術に触れる喜び、文化芸術活動を実践する楽しみを分かち合いました。その成果を継承発展させるべきとの県民の声を受け、平成15年度、活動者や有識者からなる実行委員会を組織し、県民自らの手による文化芸術の祭典として、とりアート(鳥取県総合芸術文化祭)を開始。

2 事業の目的

○県民自らが企画、実施してつくりあげる芸術文化祭の定着。

    ○とっとり独自の質の高い作品の創造と提供。
    ○県民の芸術文化活動のきっかけづくりによるすそ野の拡大。
    ○文化芸術人材の育成。

3 事業の手法

県民が自ら行う総合芸術文化祭を強力的に進めて行くために、県(文化政策課、中部・西部県民局)に実行委員会事務局を設置。
○地域に密着した題材や地域の人材を活用したメイン事業を創造し、質の高い本物の作品を提供することで、総合芸術文化祭を定着させていく。
○文化芸術を身近に感じていただくため、各地区企画運営委員会が行政の枠にとらわれることなく自由に発想、企画したワークショップ・フリースペースイベントを各地区で開催。
○実行委員会が行うアートマネジメント研修会のほか、県民が直接予算確保から執行まで行う実践型事業を実施。

4 成果と課題

○とりアートの認知は、文化活動者へはほぼ浸透している。
【課題】県民へのさらなる認知が必要→愛称「とりアート」、ロゴマーク作成

○推進体制においては、自らが企画・運営する実行委員会が機能しつつある。地区企画運営委員会もそれぞれの特性を出しつつあり、活動も年々充実してきている。
【課題】事務局移管を年次的に進めること。市町村の経費負担を考慮しながら市町村や教育機関との連携を図ること。

○メイン事業は「とりアート」の核として定着してきている。
【課題】質の高い作品をつくるためには、十分な練習期間が必要。出演者や評価委員会からも毎年度開催の見直し提案有り。

○キラリ☆アートプロジェクトは、県内に埋もれている活動者やアートマネージャーの卵の発掘に繋がっており、そのうち何人かは地区企画運営委員や地区アートマネージャーとして参画している。
【課題】若手(20代〜30代)が出てきているが、人材は不足。まだ発掘と養成が必要。

○21年度はアートマネジメント研修大会を開催し、全国へ向けて発信。開催する毎に参加者も増えアートマネージャーの発掘と育成の一躍を担っている。

※アートマネージャーとは

    文化芸術に関する事業において、円滑な事業実施をプロデュースし、地域を巻き込み、鑑賞者と活動者双方へ働きかけながら、資金集めや会計管理、人材発掘やスタッフ・出演者等のコーディネートなど事業に係る幅広い業務を担う人材

5 課長査定内容

文化芸術活動は県民が主体となって行われるものであるから、運営主体については、目標年次を設定するなど実行委員会の自立に向けた取組を強化すべきであり、今後の道筋を再検討してください。その上で、県が一定の財政支援をする必要性は認めますが、地元自治体の協力など財政支援のあり方については別途検討が必要です。(要求額48,755千円→ゼロ査定)

6 復活要求の考え方

今後当面3年間程度の期間に
○事務局の移管
 24年度までに段階的に(財)鳥取県文化振興財団に移管
○メイン事業の準備期間の確保
 全県域人材の活用により、十分な準備期間を設け、質の高い作品を2年間かけて制作(毎年開催→隔年開催)
○各地区事業の活性化
 アートマネージャーを中心に委員の力を存分に発揮し、県民に身近な地区事業を充実(キラリ☆アートプロジェクトを3事業→2事業とする)
○市町村との連携
 1.全市町村の地区企画運営委員会への参画
 2.市町村の広報紙等を活用したPR面の連携

7 事業内容

単位:千円、前年(  )
事業名
概要
メイン事業
(大規模事業)
    (27,154)
    10,533
※とりアートを定着させるための目玉事業
【22年度】準備経費を要求
 ・人件費 9,273千円(10,002) 

 ・事業費 1,260千円(19,720)

【23年度】本番経費を要求予定
第9回とりアートメイン事業「新・八賢士の世界」 期日/11月(予定) 会場/倉吉未来中心

アートマネージャー育成事業
    (7,440)
    5,365
(1)【キラリ☆アートプロジェクト】
県民から公募。良質な企画を実行委員会が委託実施。
 [1,800千円×2事業]
県民と文化芸術を結び付け、地域の文化芸術活動を活発化させてくれる人材の発掘・育成(2)【アートマネジメント研修会】
アートマネージャーとして事業を円滑に行うための知識や事務の習得を目的に実施。
 [講座3回、研修大会1回  865千円]
(3)【地区アートマネージャーの配置】
各地区において実践できる活躍の場を提供するとともに、各地区事業の充実と円滑な実施のため配置。
[アートマネージャー報償費300千円×3地区]
各地区企画運営委員会主催事業
(小規模事業)
    (5,210)
    7,010
・各地区で活動している文化芸術活動者を募り、参加体験型事業を実施(ワークショップ、フリースペースイベント等)
・各地区委員が自主企画した事業を実施
[20事業×3地区、各地区アウトリーチ活動、自主企画事業等 2,337千円×3地区]
[その他必要な経費] 広報費

    (6,000)
    5,400
・各地区企画運営委員会及び全体広報
・市町村の広報紙を活用したPRを実施
運営事務費

    (4,502)
    3,798
実行委員会、評価委員会及び事務局運営経費
事務局移管に係る人件費
      (0)

    5,908
中部・西部地区企画運営委員会事務局を県民局から県文化振興財団へ移管
[非常勤職員2人、臨時職員3か月×2人相当経費]
  (50,306)

計 38,014

鳥取県総合芸術文化祭開催事業補助金
○補助対象者 鳥取県総合芸術文化祭実行委員会
○補助対象経費 第8回とりアート開催に必要な経費
○補助率 10/10

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成14年に開催した国民文化祭の成果を継承発展させるため、県民自らの手による文化芸術の祭典として15年から実施している。21年から愛称を「とりアート」としてロゴマークを作成、活用している。

・組織体制は、実行委員会を組織し、総合プロデューサーを配置。東部・中部・西部には、地区企画運営委員会を設置して各地区事業を企画・運営している。事務局を文化政策課及び中部・西部の県民局に設置し各委員会を支援している。

・評価委員会を設置、目標及び戦略に沿って、各事業を評価することにより、より良い総合芸術文化祭につなげている。

・メイン事業は、各地区持ち回りで開催。なお、企画は開催する地区の意見を反映させている。

・アートマネージャーの育成を目的として、キラリ☆アートプロジェクト(旧県民企画アートチャレンジ事業)及びアートマネジメント研修会を開催。

・委員の発案により広報作業チームを設置。

これまでの取組に対する評価

・メイン事業では、各地区独自の文化の特性を生かし、文化の継承・発展、新しい文化芸術を創造し、県内外に発信している。鳥取県の文化芸術が「ほんもの」で「価値あるもの」であることに気づいていただくために実施。

・キラリ☆アートプロジェクトでは、県民と文化芸術活動をつなぐアートマネージャーを発掘・育成し、文化活動の輪を拡大している。

・各地区企画運営委員会主催事業では、県民に気軽に文化芸術に親しみ触れてもらう機会の創出、多様な文化芸術の鑑賞や体験の機会を提供することができた。

・評価委員会から、メイン事業は、単年度方式の立ち上がりの遅れにより準備不足に陥りやすいとの指摘を受けており検討が必要。(21年度9月補正により22年度事業の準備経費を予算計上)

・今後、事務局を民間に移管し、名実ともに県民の総合芸術文化祭とするため、県の関与を低減させるシステムを作り、民間への委譲の準備を進めているところ。

工程表との関連

関連する政策内容

県民が芸術文化に触れる機会の拡充

関連する政策目標

上質な芸術文化の提供、気軽に参加・体験できる場の提供

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 38,014 0 0 0 0 0 0 0 38,014

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 38,014 0 0 0 0 0 0 0 38,014
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0