現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 文化観光局のとっとり伝統芸能まつり開催事業(第46回郷土の民俗芸能大会)
平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

とっとり伝統芸能まつり開催事業(第46回郷土の民俗芸能大会)

将来ビジョン関連事業(楽しむ/価値実感生活)

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文化観光局 文化政策課 日本のまつり推進室  

電話番号:0857-26-7843  E-mail:bunsei@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 9,911千円 14,522千円 24,433千円 1.8人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 11,250千円 14,522千円 25,772千円 1.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,250千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:11,250千円

部長査定:計上   計上額:9,911千円

事業内容

1.事業概要

地域で守られてきた伝統の行事・芸能を次世代に引き継ぐための取り組みとして、「日本のまつり・2009鳥取」の成果を踏まえ、「第46回郷土の民俗芸能大会」を集客力のある内容に拡充するとともに、伝承、活用の気運を広げるために市町村(実行委員会含む)が開催する地域のまつり、イベントと併せて開催する

2.要求内容

【復活要求額】

    とっとり伝統芸能まつり開催事業費 11,250千円
    (実行委員会負担金 10,518千円、標準事務費 732千円)
     ※課長要求額 24,594千円
      市町村の行事やイベントとの併催による相乗効果を期待するとともに、会場費、出演団体経費、PR経費等を見直した。(課長要求額△13,344千円)

    【事業内容】
    1 第46回郷土の民俗芸能大会
     (1)出演団体:知事表彰団体2、併催市町村が希望する団体3、主催者選定団体5、県外団体1、海外団体1
           県内は各30人程度、県外・海外は各20人まで
     (2)主催:鳥取県、鳥取県教育委員会
     (3)運営主体:鳥取県、芸能実践者、併催市町村による実行委員会
     (4)会場:「郷土の民俗芸能大会」の併催を希望する市町村のイベントに同じ。但し、公立文化施設での公演に限る
     (5)時期:「郷土の民俗芸能大会」の併催を希望する市町村のイベントに同じ
     (6)併催の条件
       ・地域のまつり、イベント本体において、「郷土の民俗芸能大会」出演団体の参加。
       (パレードに参加、イベントステージに参加、体験教室など)
       ・地域のまつり、イベントと併せて、「郷土の民俗芸能大会」をPRすること。
       ・市町村が希望する伝統芸能を「郷土の民俗芸能大会」に参加させることを可能とすること。

    2 郷土の民俗芸能大会の拡充点
     (1)県内出演団体数の増  5→10
      〈目的〉隠れた芸能にもスポットを当てる
     (2)集客力のある県外団体の招聘
      〈目的〉集客力の向上、県外団体等との交流
     (3)海外団体の出演
      〈目的〉海外との文化交流促進、集客力の向上
     (4)出演団体の一部が市町村主催の地域のまつり、イベントにも出演
      〈目的〉市町村の地域伝統芸能伝承、活用気運の盛り上げ、伝統芸能のPR
      
    3 県と市町村の役割
     〈県〉地域伝統芸能を集めたステージ公演の実施
     〈市町村〉併催市町村は市町村イベントでの上記出演団体の活用、大会PR
          出演団体の地元市町村は出演団体の練習の支援、大会PR

3.財政課長査定結果  ゼロ査定

○地域の伝統・芸能を次世代に引き継ぐための取組などの文化芸術活動は、県民が主体となって行われるものであり、県のみが全額費用負担して実施するものではありません。開催地の市町村をはじめとする各種団体からの負担金を含め、財政支援のあり方について検討すべきです。

○県民や地域が主体の取組ですので、実行委員会の構成メンバーに鳥取市・倉吉市・米子市以外の市町村が参加しない理由が分かりません。また、運営については自立可能な体制とすべきです。
○仮に、県が一定の支援を行うにしても、鳥取県総合芸術文化祭との違いを明確にしないと県民に理解が得られるとは思えません。

4.復活理由

○昨年の「日本のまつり・2009鳥取」の成功で地域伝統芸能が脚光を浴びたところであり、このタイミングを逃さず、伝承の気運をさらに高めていくことが必要。
○地域伝統芸能は地域のアイデンティティ、誇りであり、その伝承は本来、県民主体の取組みであるが、高齢化・少子化等によって地域伝統芸能の伝承が危惧されているため、行政による伝承の気運づくりは必要。
○これまでの「郷土の民俗芸能大会」の実施方法に工夫を加え、市町村の夏祭りや行事と連携した大会とすることなどにより、大会全体を県と併催市町村で経費負担するとともに、芸能団体をも巻き込んだ地域伝統芸能の伝承、活用の気運づくりとする。
 
○鳥取県総合芸術文化祭は県民の文化の裾野を広げるために多様な文化に触れるもの。とっとり伝統芸能まつりは、地域の誇りを伝承していくために、特に伝統芸能にスポットを当てるもの。

5.課長要求からの変更点

課長要求
部長要求
県単独の集客イベントを実施
「郷土の民俗芸能大会」を市町村のイベントと連携した集客イベントとする

アリーナ型の公演会場(体育館)ステージ型の講演会場(舞台)
県外招聘団体数3県外招聘団体数1
体験コーナー、物産市市町村イベントとの連携のなかで実施を検討


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

「日本のまつり・2009鳥取」の開催結果
・開催期間 平成21年10月10日、11日 ※前夜祭9日
・会場 メイン会場:とりぎん文化会館 サブ会場:コカ・コーラウエストスポーツパーク、若桜街道、駅前風紋広場
・総来場者数 13万3千人(目標10万人)
          うち とりぎん文化会館梨花ホール
                          3,500人(2日間)
             コカ・コーラウエストスポーツパーク
                          11,500人(2日間)
・出演団体総数 県内145団体(3,155人)、県外18団体(436人)、海外7団体(135人)

これまでの取組に対する評価

<成果>
・来場者の多くに伝統芸能のすばらしさを発見、再認識していただけた。
・出演した県内団体の伝統芸能に対する意欲が向上するとともに団体の活性化に繋がった。
・若い世代の意欲が高まった。
・NHKのBS(全国放送)、総合(中国地方版)で放送され、全国PRでき、好評だった。

<課題>
・伝統芸能の発展、継承のために、公演の場が必要。
・今回たくさんの来場者があったが、イベント自体を楽しみにし、有名な伝統芸能を目当てに来ている人が多かった。今後の伝統芸能の公演において、そうしたニーズにも応えた内容とすることが必要。
・地域の活性化の取組みにに繋がるようにすることが必要。

工程表との関連

関連する政策内容

鳥取の優れた芸術文化、文化資源の情報発信

関連する政策目標

「ほんもの」「価値あるもの」に気づくための働きかけ

財政課処理欄

 

負担金を金額精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 11,250 0 0 0 0 0 0 4,000 7,250
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 11,250 0 0 0 0 0 0 4,000 7,250
要求総額 11,250 0 0 0 0 0 0 4,000 7,250

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 9,911 0 0 0 0 0 0 4,000 5,911
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0