事業目的
○由良川河口部の地形状況を調査し、河道流下能力と海浜地形への影響及び、マリーナ大栄からの航行の機能を確保する緊急対策を検討する。
経緯
○平成22年12月20日午前9時頃、由良川河口沖で漁船転覆による死亡事故が発生。
○由良川河口部は導流堤(左岸越流部未完成)による処理を行うとともに、人工リーフによる
海浜維持を図っているところであるが、近年の海象に伴い沖合が浅くなっている状況。
○マリーナ大栄利用者から、河口部沖合が浅くなったために、不規則な波が発生していること
が事故の原因との指摘。
○平成22年12月21日 事故後の北栄町長からの知事要望について、河口部の調査検討の
実施を回答。
○平成22年12月22日 マリーナ大栄、北栄町、県との協議において、河口部の調査解析、
協議会の設立による円滑な連絡調整により安全管理を図ることを確認。
債務負担行為を要求する理由
次期出水期までの河道流下能力の確保と、河口部の航行安全の確保のため、沖合部の掘削工程を考慮し、早急な現地形調査を行い、波浪解析による緊急対策の検討を完了させるため、債務負担行為による業務着手の必要があるため。
要求内容
・河口部沖合の地形測量
・波浪解析
・緊急対策の検討
・C=9,200千円