事業概要
・1975年〜1995年に大量に整備した河川管理施設の老朽化が進み、その更新・修繕を必要とする施設が、今後増加する状況である。
・ついては、河川管理施設の長寿命化、ライフサイクルコストの低減及び維持管理費の平準化を図るため、「河川管理施設長寿命化計画」の策定を行う。
課長査定結果
要求額C=20,000千円 → 査定 ゼロ(進度調整)
(【湖山水門】長寿命化計画策定C=10,500千円、健全度調査C=1,500千円、地質調査C=2,000千円、予備設計C=6,000千円)
復活理由
○湖山水門は、県内大規模河川管理施設の中で最も古い施設であり、機能障害がいつ発生するかわからない状況にある。早期に長寿命化計画を策定し計画的・効率的にメンテナンスを実施する必要がある。
【設置年】1963年(昭和38年)設置 47年経過
○湖山池については、現在塩分導入実証試験を実施中であるが、漁業関係者からは更なる開放時間の拡大が求められている。H23以降も塩分導入実証試験を継続するにあたり、現水門の改造の可能性を検討しておく必要がある。
復活要求内容
復活要求額:C=16,000千円
<内容>
対象施設:湖山水門(湖山川)
・長寿命化計画(定期点検の時期、点検項目及び評価方法、施設更新時期及び方法の策定、コスト縮減の試算)C=10,500千円
・健全度調査(施設劣化状況、機能低下調査等)C=1,500千円
・地質調査(ボーリングN=1本) C=2,000千円
・下部工照査 C=2,000千円
国の施策(H21〜)
【採択要件】
・長寿命化計画策定費、計画に基づく点検、機器更新等の費 用、改築費の総額が4億円以上の河川管理施設
【補助対象範囲】
・長寿命化計画の策定
・計画に基づく点検、機器更新及び改築
年次計画
(単位:千円)
NO 新規/継続 区分 |
事業箇所 |
全体計画 |
当年度要望 |
備考 |
事業概要 |
期間 |
事業費 |
事業概要 |
要求額 (うち国庫) |
査定額 (うち国庫) |
前年度予算額 当年度以降残 |
001 継続 特定構造物改築事業 |
箇所なし |
塩見川潮止樋門外4施設 河川管理施設長寿命化計画策定 |
H21-H24 |
60,000 |
湖山水門 長寿命化計画策定 |
16,000 (8,000) |
16,000 (8,000) |
20,000 40,000 |
|
要求額合計 16,000 (うち国庫 8,000)
査定額合計 16,000 (うち国庫 8,000)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・河川施設の老朽化に伴う更新費用の増大に対してk、施設の長寿命化を計画的に行うことにより、ライフサイクルコストの縮減を図ってきている。
これまでの取組に対する評価
・長寿命化計画の策定を踏まえ、延命化に必要な点検及び計画的な機器更新等を行い、予防保全的対策により確実な機能確保が行うことが出来る。