1 目的
県有施設において、トイレや受付スペース等にベビーベットやキッズスペース等を整備し、子どもを連れた県民の方が訪問しやすい環境作りを促進する。
2 補正予算で要求する理由
○ 当初予算において、民間施設におけるベビーベット、ベビーキープ等の整備費について補助事業(=家族でお出かけ応援事業)を創設したところ、設置要望が多数寄せられた。
○ 子どもを連れた県民の方にとって、ベビーベット、ベビーキープ等の必要性については、県有施設においても同様と思われることから、補正予算によって緊急的に整備を行うもの。
3 対象施設
県有施設【県庁舎(本庁舎・第2庁舎・議会棟)、地方機関の建物】
※ 指定管理者制度を導入している施設についても含む。
4 事業内容
県有施設を訪問される不特定多数の県民の方が利用することが想定される次の物品を整備する。
・ トイレに設置するベビーベット、ベビーキープ等
・ キッズスペースに設置するキッズカーペット、遊具、絵本等
※ 県立図書館、県立公文書館における書籍の整備は除く。
5 実施方法
○ 子育て支援総室において一括して予算措置を行い、実際の設備等の整備は、予算の配当替えを行い各課において実施。
○ 病院局整備分については、病院局特別会計に所要額を繰り出し。
標準事務費枠外 1,229千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○ 民間事業者の子育て支援設備(ベビーベット、ベビーチェア、授乳用品等)については、平成22年度事業「家族でお出かけ応援事業」で整備を進めてきた。(当初予算30,000千円、9月補正予算 60,200千円)
○ 県有施設における子育て支援設備の整備については、各施設ごとの所管課において一定の整備が進められてきたところ。
これまでの取組に対する評価
○ 「家族でお出かけ応援事業」については、143事業者(10/1現在)から補助金申請を頂いており、民間事業者については一定の整備が進んでいるものと思われる。
○ 県有施設では、施設ごとの整備状況がまちまちであり、子育て支援設備の整備がまだ不十分な状況にある施設もある。