現在の関西本部交流室は、関西における鳥取県関係者の交流の場として、高い稼働率を誇っており、様々な用途に使用し成果を上げている。しかし、現交流室では、近畿ブロック知事会及び関西広域機構、関西広域連合への加入など、最近の関西圏との結びつきの強まりに伴う企業活動支援や関西本部の業務拡充等、様々なニーズに対応できていない。そのため、執務室に隣接した新たなスペースを賃借し活用することにより、鳥取県の活性化に資する。
○県内企業の関西における活動の活発化
企業の商談や小会議スペースとして、企業秘密やプライバシーを保護しての活用が可能となり、ビジネス拡大、販路拡大のためのネット環境を備えた企業の活動拠点として活用できる。
○移住定住促進事業の強化
県内産業に必要な人材を確保するためには移住定住促進に就業者の確保に本格的に取り組む必要がある。また、就農等を目的とした県内への移住定住の相談も大幅に増加している。
→移住・定住・就職等相談コーナーとして相談室を増設し、プ ライバシーを確保しつつ、一度に複数の対応が可能となる。
H20(年間)…11件
H21(年間)…62件
H22(上半期)…65件
○大規模な催しが開催可能となる(現交流室は手狭で人数の制約)
・現交流室の収容数は最大60名。60名を超える会議、展示を伴う相談会、交流会はスペースが不足。
※現在、大規模催しは19Fの中小企業基盤整備機構の会 議室等を使用…今年度中に機構撤退予定のため、今後は、ホテル等を借りることとなり不経済。
・新交流室では最大100名の収容が可能となり大規模な催しが開催できる。
【例】ビジネス交流会(大学の企業への研究発表)、就職準備ゼミ、移住相談会、販路商談会、関西一円の旅行会社を対象とした観光説明会等。
○業務の効率化等に寄与