現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 農林水産部の木質バイオマス発電・熱供給等事業化調査・実証試験事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

木質バイオマス発電・熱供給等事業化調査・実証試験事業

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農林水産部 森林・林業総室 森林づくり推進室  

電話番号:0857-26-7304  E-mail:sinrinringyo@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 1,680千円 1,614千円 3,294千円 0.2人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 1,890千円 1,614千円 3,504千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,890千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:1,890千円

部長査定:計上   計上額:1,680千円

事業内容

1 事業目的

 「とっとり発グリーンニューディール」となる木質バイオマスエネルギーの利用を推進するため、県内への普及に繋がる木質バイオマス発電・熱供給等の先進モデルを構築する。

2 事業概要

 先進的に木質バイオマス発電・熱供給等の検討を進めている「日南町木質バイオマス活用協議会」に対し、発電・熱供給施設等の事業化調査、木質バイオマス供給実証試験に係る経費を補助し、先進モデル化を推進する。

      ○補助対象:日南町木質バイオマス活用協議会
      ○間接補助事業者:日南町
      ○補助率:3/4
                    
    (1)発電・熱供給施設等の事業化調査  390千円
     発電・熱供給施設等の効率性、運営等に係る経済性を検討するため、県外先進地調査に係る経費を助成する。
     【対象経費】調査旅費、講師謝金(調査箇所:5箇所)

    (2)木質バイオマス供給システム実証試験 1,500千円
     燃料となる林地残材の生産について、実証試験に係る経費を助成する。
      ※林地残材:原木生産時に発生する枝葉、根株等
    【試験内容】林地残材の搬出、チップ化を数パターン試行的に実施
    【対象経費】林地残材の試行的生産に係る経費、調査経費 

3 復活要求の額

1,890千円
  (単位:千円)
区 分
事業費
県補助額
発電・熱供給施設等の事業化調査
  520
  390
木質バイオマス供給システム実証試験
2,000
1,500
合 計
2,520
1,890

4 財政課長査定の内容

 ゼロ査定
    【説明】
     事例が少ない中での取組であり、事業主体のリスク軽減を図る必要性は理解しますが、県だけが費用負担する必要性は低いと考えますので、関係機関と十分調整を行って下さい。
     また、事業調査経費についても対象人数、講師謝金等を精査して下さい。  

5 復活要求内容

補助率を3/4とし、復活要求する。
○発電・熱供給施設等の事業化調査       (単位:千円)
区分
事業費
補助額
補助率
財政課長要求
1,450
1,450
10/10
財政課長査定
ゼロ
部長復活要求
  520
  390
3/4
 ※事業費を精査
○木質バイオマス供給システム実証試験     (単位:千円)
区分
事業費
補助額
補助率
財政課長要求
2,000
2,000
10/10
財政課長査定
ゼロ
部長復活要求
2,000
1,500
3/4

6 復活要求の理由

木質バイオマスのエネルギー利用は、森林資源の豊富な鳥取県では、森林資源の有効活用、低炭素社会の構築のため県が進めるべき重要課題であり、県内への普及に繋がる先進モデルを構築する必要がある。
  • 木質バイオマスのエネルギー利用施設、林地残材収集には、施設の立地条件、森林や木材生産の状況等から地域に合ったシステムを構築する必要がある
  • しかし、県内に未だ事例がなく、民間レベルで取り組むには非常にリスクが高いので、事業化検討となる今回の調査、実証試験については県と町で全面的に支援する必要がある。

<参考>

【日南町木質バイオマス活用協議会】
 メンバー:日南町森林組合、日南町木材生産事業(協)、
       (株)オロチ、米子木材市場、山陰丸和林業、日南町
        ※県(日野農林局林業振興課)はアドバイザー
 事業:実地調査活動、情報交換活動、実証試験等
 事務局:日南町森林組合
 設立年月日:平成21年12月14日

木質バイオマス発電・熱供給等のモデル


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


・木質バイオマスエネルギーについては、ペレットを中心とした施策が進められてきたが、発電・熱供給等は初めての取り組みとなる。

・木質バイオマスのエネルギー利用について、「日南町木質バイオマス活用協議会」が設立(H21.12.14設立)。県はアドバイザーとして参加。

【日南町木質バイオマス活用協議会】
 メンバー:日南町森林組合、日南町木材生産事業(協)、(株)オロチ、
       米子木材市場、山陰丸和林業、日南町
        ※県(日野農林局林業振興課)はアドバイザー
 事業:実地調査活動、情報交換活動、実証試験等
 事務局:日南町森林組合
 設立年月日:平成21年12月14日


・県は、「とっとり発グリーンニューディール」に盛り込み、計画準備段階から支援する状況。

これまでの取組に対する評価


・新しい取り組みであり、これから県も一緒に進めていくべき重要な課題である。

工程表との関連

関連する政策内容

県産材利用の推進

関連する政策目標

木材関係者と連携した販路拡大

財政課処理欄



     事例が少ない中での取組であり、事業主体のリスク軽減を図る必要性等を考慮して日南町に対する2/3の間接補助とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 1,890 0 0 0 0 0 0 0 1,890
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 1,890 0 0 0 0 0 0 0 1,890
要求総額 1,890 0 0 0 0 0 0 0 1,890

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,680 0 0 0 0 0 0 0 1,680
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0