これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 森林整備の担い手である、林業従事者の新規参入とその定着を促
進するために、「森林整備担い手育成基金」の運用益を活用して以下
の事業を実施し、林業事業体と林業従事者の支援を行ってきた。
(1)雇用条件の改善と福利厚生の充実
(労働保険(労災保険、雇用保険)・社会保険(健康保険、厚生年
金)・退職金共済等の支援等)
(2)技術研修の実施
(指導員の養成・新規就業者の支援等)
(3)労働安全の推進
(各種講座(安全衛生技能講習等)の受講支援・蜂アレルギー等の対
策・現場の安全性の向上等)
等により、新規雇用者を含めた林業従事者が安心して働ける環境
を整え、林業事業体の経営の安定と森林整備の推進等につなげてき
た。
これまでの取組に対する評価
雇用条件の改善、技術研修の実施支援等のきめの細かい施策体系により、安心して働ける労働環境の向上を図ることで、新規就業者の新規参入とその定着、基幹労働者の育成等が図られ、持続的な森林施業体制の強化が進められている。
【平成21年度の実施見込状況】
○退職金共済の支援 43人
○林業指導師養成支援 2人
○社会保険料支援 68人
○安全衛生技能講習支援 35人
○技術習得支援 12人
等