生姜せんべいと生産地である気高町瑞穂地区の生姜とを結び
つけて、鳥取県の特産品として売り出し需要拡大を図ると共に素材
となる生姜の生産振興及び消費拡大を図る。
(1)復活要求事業
○(新)トンネル保管庫実証事業
旧榎トンネルが保管施設として利用できるかを判断するために
調査を行う。
○(新)種ショウガ保管実証試験
瑞穂生姜協議会以外の栽培者の面積増に対応するために、
種ショウガの保管試験を行う。
(2)査定済み事業
○新規作付種苗費助成 1,200千円
○モデル圃展示事業 20千円
○栽培研修会 12千円
○生姜協議会立上及び交流会 21千円
生姜生産者での協議会を立ち上げ、栽培技術の勉強会・意見
交換、年間の栽培計画・販売計画の策定を行う。
○温湿度計整備 84千円
(1)トンネル保管庫実証事業 【復活要求額:なし】
@新ショウガ販売のみでは、出荷が集中し値崩れを起すため、
年間を通じた販売体制が必要。
A生産面積拡大、特産品化を図るには、コストのかからない保管
庫の整備が必要。
B旧榎トンネルが保管庫として利用できるかを判断するため、同
条件の旧関金町の山守トンネルで温湿度調査と保管試験を行
い、利用可能であれば、旧榎トンネルを整備して使用する。
C利用不可能な場合は、増加面積55a全て保管できる28m3の
冷蔵コンテナ2基の整備を検討する。
D合わせて、学校給食用の食材保管も検討する。
販売用ショウガ保管施設
整 備 内 容 | 事 業 費 |
トンネル仕切り板、電気工事 | 2,750千円 |
(2)種ショウガ保管実証試験 【復活要求額:なし】
チャレンジプラン支援事業で実施予定
(復活要求2,700万円枠で対応)
@瑞穂生姜協議会以外の生産者は、当面新ショウガでの販売
中心になるが、次年度の種ショウガの保管は必ず必要になる。
Aこれまで瑞穂地区から毎年購入していた種ショウガは保管が
可能だが、増加面積55a分の種ショウガの新たな保管場所が
必要になる。
B種ショウガなので、次の植付けまで確実に保管が必要なため、
冷蔵コンテナを利用した実証試験を行う。
種ショウガ保管施設
導入機器 | 事業費 | 事業主体 | 補助率 |
9m3冷蔵
コンテナ2基 | 3,000千円 | JAいなば | 1/3 |
コンテナ保管の試験:農協、県で実施
【財政課意見】
まずは現状でのトンネル内部の温度、湿度等を調査し、仕切壁
の設置による保管庫としての活用の可能性を十分検討した上
で、仕切り壁の設置に着手すべき。
(単位:千円)
事業区分 | 事業主体 | 要求額 | 課長査定額 |
種苗費助成 | 生産者 | 1,200 | 1,200 |
モデル圃展示事業 | 県 | 20 | 20 |
栽培研修会 | 県 | 12 | 12 |
生姜協議会 | 県 | 21 | 21 |
(新)トンネル保管庫実証事業 | 県 | 2,834 | 0 |
標準事務費 | 県 | 84 | 84 |
計 | − | 4,171 | 1,337 |