現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 企画部の【西部モデル】中山間地域共助交通システム検討モデル事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長調整1      支出科目  款:総務費 項:市町村振興費 目:自治振興費
事業名:

【西部モデル】中山間地域共助交通システム検討モデル事業

将来ビジョン関連事業(つなげる/中山間地域の住民生活の安全・安心)

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企画部 西部県民局 企画県民課企画調整担当  

電話番号:0859-31-9606  E-mail:seibu_kenmin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 450千円 2,420千円 2,870千円 0.3人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 450千円 2,420千円 2,870千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:450千円    財源:単県 

課長査定:計上   計上額:450千円

事業内容

1事業概要

21年度実施した共助交通システムの試験運行等の結果を踏まえ、中山間地域の新たな交通手段としての共助交通システムが具体的に導入できるか検討を行う地元に対して補助を行う。

2課長要求〔査定結果 ゼロ〕

・試験運行の検証が出来ていない。

3復活要求理由

1.試験運行を実施した結果、利用者や運転協力者とも複数の人から手があがり、共助交通システムを導入する可能性を見い出せた。

       【21年度の試験運行概要】
    実施期間
    11月30日〜12月25日
    実施範囲
    南部町東長田地区
    利用者数
    52名(独居高齢者等)
    運転協力者数
    11名(ボランティア)
    利用目的
    病院、リハビリ
      ・利便性については、利用者および運転協力者とも満足
      ・運転協力者および協議会の役割が大
      ・町内の運送事業者等との調整が必要  

    2.地元から共助交通システムを導入したいという要望と南部町から補助事業として実施したい意向があった。
    (自家用有償旅客試験運行(集落から最寄りバス停)導入の検討は行わない。)

    3.中山間地域の振興にとって、持続可能で経費のかからない新たな交通手段としての検討を行うことが求めらている。

    年度事業名目的具体的内容
    21中山間地域共助交通システム検討事業中山間地域に暮らす交通困難者のため、モデル地域を選定して、住民の共助による無償交通システムを行う。1.行政、住民を交えてPTを立ち上げ仕組み作りを 検討
    2.住民ニーズ調査
    3.試験運行の実施
    22中山間地域共助交通システム検討モデル事業試験運転等の結果を踏まえ、中山間地域の新たな交通手段としての共助交通システムが具体的に導入できるか検討を行う地元に対して補助を行う。1.行政、住民、民間事業者、福祉関係を交えて課題解決のための協議を行う。
    2.住民の乗用車を活用した共助システムの導入検討
    3.南さいはくの上長田地区での共助システム(リース車両)の導入検討

        23
    中山間地域共助交通システム導入モデル事業
    2年間の検証等を踏まえ、新たな交通システムを実施

4復活要求内容

                               (単位:円)
区分
課長要求
部長要求
要求額
900 (委託料)
450 (補助金)
【補助の概要】
間接補助主体
南部町
    
補助対象
共助交通システムの実施のた めの試験経費(車両 リース、ガソリン代等)
補助額
450千円(900千円×1/2)
試験運転実施地区
南さいはく地域のうち、交通困難地域(上長田地区はリース車両による試験運行、東長田地区は、住民の車両による試験運行の検討) 
※対象経費900千円の積算
    車両リース代 800千円
    燃料代 50千円
    会議費 50千円

※対象地域
    南さいはく地域のうち、交通困難地域(上長田地区はリース車両による試験運行、東長田地区は住民の車両による試験運行を行う。)

※取り組み状況
    上長田地区 : H22新規に取り組む(県補助)
    東長田地区 : H21試験運行(県補助)、H22住民の車両による試験運行(県補助なし。住民が取り組む。)

【参考】21年度試験運行の結果



これまでの取組と成果

これまでの取組状況


1.先進地視察の実施
   島根県飯南町で実施している交通システムの視察(9月)


2.中山間地域振興協議会(生活安全分科会)での意見聴取(9月)
   共助交通システムの住民アンケート調査や試験運行の実施するにおける意見聴取、協議

3.住民アンケート調査の実施(10月)
   利用者(八金ほか2集落)と車両運転者(東長田地区の集落)に対して共助共通の実施にむけてのアンケートを実施

4.試験運行の実施(11〜12月)

これまでの取組に対する評価


●共助交通システム試験運行に対する感想・意見
 《利用者》
 1.自宅近くから目的地まで乗り換えなしで行くことができる。
 2.買物の荷物を気にしないで行ける。
 3.事前に申し込みをしなければならない。
 4.運転者が同じだと心苦しい。

 《運転協力者》
 1.自分の空いた時間を人のために有効に活用できる。
 2.知らない人とコミュニケーションができる。
 3.予約が入っていない時間といえども拘束されるような気がする。
 4.事故等が不安である。

 《南さいはく協議会(世話人)》
 1.地域の困っている者に手をさしのべることができた。
 2.地域問題としての理解が高まった。
 3.運転協力者に連絡することなど想像以上に事務が繁雑。
 4.運転協力者の人員が不足し特定の者に依頼することが多い。

 《今後の課題・実施に対する意見》
 1.定期バスとの併走部分の解消(定期バスの乗車密度減少)
 2.町内の運送業者(タクシー、福祉・介護タクシー)との利用上の問題
 3.運転協力者や南さいはく協議会(世話人)の負担が重すぎる。
 4.今後の少子高齢化がすすめば安価な共助交通は重要な手段。
 5.将来の中山間地域では、定期バス等を維持することは困難であり、このような公共交通システムなどを多面的に構築し、生活の基盤整備が必要。

工程表との関連

関連する政策内容

中山間地域の住民生活の安全・安心を確保した「持続可能な地域づくり」

関連する政策目標

地域交通モデル構築

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求総額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 450 0 0 0 0 0 0 0 450
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0