全国有数の西条柿産地である本県東部地域の西条柿の生産振興を図る。
(1)西条柿日本一の里づくり事業
県、市・町、農業団体、生産者団体による西条柿日本一戦略推進協議会を組織し、産地基盤強化、販売促進、地域資源化の活動を実施。
(2)「西条柿日本一の里」生産推進事業
西条柿の新植・改植を推進。
(3) 「西条柿日本一の里」付加価値施設整備事業
西条柿の高付加価値化を図るため、あんぽ柿加工施設を整備。
(1)背景・現状
本県東部地域は全国有数の西条柿の産地
近年、高付加価値化の一環としてあんぽ柿の生産に力を入れており、販売額が年々増加しているが、生産施設の能力が追いつかなくなってきており、新たな施設整備が必要となっている。
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JA鳥取いなば あんぽ柿1億円構想策定
(2)あんぽ柿の効果・将来性
西条柿の高付加価値化と出荷調整機能(生果の市場価格の維持)
本県のあんぽ柿の出荷時期は10月中旬から12月上旬である。他県の主産地の出荷前であり高単価が期待でき市場性としても有望である。
<財政課長査定>
「西条柿日本一の里」付加価値施設整備事業
あんぽ加工施設の必要性は理解しますが、他の農産物の加工施設と同様に強い農業づくり交付金で取り組んでください.。
<対応結果>
強い農業づくり交付金であんぽ柿加工施設は事業対象。
しかし、事業採択の判断材料となる成果目標等に対するポイントが16ポイント程しか見込めない。近年、事業要望が多いため25ポイント程度なければ事業採択とならない状況にある。
また、事業仕分けの結果、対前年比59%(143億円)の予算規模となっており、例年以上に事業採択が狭き門となっている。
このため、事業採択は難しいので一般財源で復活要求
項 目 | 査定結果 | 査定への対応 |
西条柿日本一の里づくり事業 | 要求額
1,100千円
査定額
1,100千円 | 査定案どおり |
「西条柿日本一の里」生産推進事業 | 要求額
700千円
査定額
700千円 | 査定案どおり |
「西条柿日本一の里」付加価値施設整備事業 | 要求額
31,575千円
査定額
0円 | 復活要求
6,200千円
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