査定条件の変更
「市町村を通じた間接補助事業とする」
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(1)県の直接補助事業とする。
(2)実施に当たり、企画及び実施段階において、市町村と連携を密にし、共同で実施すること。
●条件を変更する理由
〈GGN審査に向けての対応〉
1. 山陰海岸ジオパークは、昨年10月28日、日本ジオパーク委員会から世界ジオパークネットワーク(GGN)国内候補地として選定され、同12月にGGNに対し、加盟申請を行ったところ。
今後、5月〜10月に予定されているGGNの現地調査を経て審査結果が発表される。H22の最大の優先事項はGGN加盟を達成すること。
2. GGNへの加盟審査では、エリア内のジオ的資源の保護とともに活用が重要視され、ジオツーリズムの定着及び現地ガイドの育成が急務であり、認証に向けて次の役割分担のもと、連携して早期に取組む。
◆ジオツーリズムの定着→市・町の取組みと協調し、県が実施
◆現地ガイドの育成→市町が実施
〈山陰海岸ジオツーリズム振興補助金〉
3. この補助金は、民間の新たな創意工夫ある取組み(ジオツーリズム)を支援するもので、市・町の取組みと協調し、実施するもの。
4. H22年度においては、加盟審査への対応を優先させる必要があり、早期事業実施に向け体勢を整えるため、県の直接補助方式で行うことが不可欠。
5. H23年度以降については、ジオツーリズムの定着に向け、市町に、より主体的な役割を担ってもらうよう、予算化を含め今後市町と協議を重ねていく。
〈事業実施に向けての市町との連携〉
6. 当該事業の実施については、H22年度においても、市町と協調し、公募・審査段階から連携するなど、取組みを強化する。
◆H21の事業連携
1 市町への事業説明(県→市町)
2 公募(県)
3 審査(県)
4 採択結果説明(県→市町)
5 事業実施前の側面支援要請(県→市町)
6 事業実施(事業者に対する県、市町の側面支援)
◆H22の事業連携
1 市町への事業説明(県→市町)
2 掘り起こし(県、市町)
3 公募(県)
4 審査会開催(県、市町)
5 事業実施前の側面支援検討会開催(県、市町)
6 事業実施(事業者に対する県、市町の側面支援)