(1)中山間地域の振興に当たっては、中山間地域の住民だけでなく、都市に暮らす住民の理解と関心と支援が必要である。
(2)中山間地域から通学や通勤で米子市等に出かける者や移り住む人も多く、出身地(中山間地域)に寄せる思いや関心も高い。
(3) しかし、都市部の住民が中山間地域の現状を知る上での情報手段に乏しく、関心が現実的な支援に結びついていない。
(4) 一方、西部モデルとして「都市部と中山間地域の交流マッチング事業」等を実施し、きっかけがあれば都市部と中山間地域の住民の交流が具体的に始まるなど現実的な支援に結びついていくことがわかってきた。
(5)視聴率のたかく、西部地域全域で視聴できるケーブルTVで、中山間地域等の現状をひろく情報を発信することで、行政主導から住民の自発的な取り組みによる交流の促進を図り、中山間地域振興へと繋げて行くことが求められている。