現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 農林水産部の[終了]県産ヒノキさし木林の木材材質に関する研究
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業試験場費
事業名:

[終了]県産ヒノキさし木林の木材材質に関する研究

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農林水産部 農林総合研究所林業試験場 木材利用研究室  

電話番号:0858-85-2511  E-mail:ringyoshiken@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 849千円 4,143千円 4,992千円 0.5人 0.4人 0.0人

事業費

要求額:0千円  (前年度予算額 849千円)  財源:単県 

課長査定: 

事業内容

1 事業の概要

さし木ヒノキ材と実生ヒノキ材の木材材質を比較検討することにより、さし木により増殖された、さし木ヒノキ材の木材材質を明らかにする。

2 期待される効果

さし木により生産されたヒノキの木材材質をいちはやく明らかにし、さし木苗による品質のよいヒノキ材造林技術の可能性を明らかにできれば、今後の県産材の品質向上につながる。

3 事業の内容

・毎木、形態調査

       樹高、胸高直径を測定する。
       樹形、通直性、完満性、枝の特性等の歩留まりに関係する項目を調査する。
    ・材質調査
       年輪幅、含水率、容積密度、仮道管長等の成長、強度等に関係する項目を調査する。
    ・強度試験
       非破壊による方法(縦振動法)と実大材による方法(実大強度試験)により行う。
    ・情報提供
       調査結果を林家、森林組合等に提供し、県産ヒノキ材の品質向上につなげる。

4 これまでの成果

・樹高、胸高直径は、実生林に比べさし木林は変動が少なかった。
・生材含水率の水平変動は、髄からの距離4cm以降において実生林に比べさし木林は低い値で推移し、かつ変動が少なかった。
・容積密度数の水平変動は、実生林に比べさし木林は高い値で推移し、かつ変動が少なかった。
・丸太における動的ヤング係数は、実生林に比べさし木林は高い値を示し、かつ変動が少なかった。
・以上より、実生ヒノキ材に比べさし木ヒノキは品質的に安定していると考えられる。

5 今後の課題

さし木ヒノキ材の材質調査、強度試験等を行い、実生ヒノキ材の試験結果と比較することによってさし木ヒノキ材の特性を解明する。

6 その他

事業期間:平成20年度〜21年度(21年度で終了)

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 849 0 0 0 0 0 0 0 849
要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0