1 事業の概要
収量を高く安定させながら糖度が高い「美味しいトマト」生産を行うためのトマトの土壌水分管理、ミニトマトの整枝方法の開発および糖度の高い有望品種の選定を行う。
2 事業の効果
ミニトマトは側枝を利用する整枝方法で果実糖度を0.2度程度高くすることができた。また、収量が高く食味もよい品種を選定し、現地に情報提供した。
3 今後の課題
ミニトマトは産地では食味よりも収量性が重視されていること、夏期の極端な気温上昇で収量が減少していることなどから、新規課題で高温期の安定生産技術確立を重点に置きながら品種検索で食味の優れた品種の選定を進める。