(4)にあるように現有機器の故障、水産試験場からの賃借対応の状況、今年度から次年度の調査予定を考慮すると年度中途の購入が望ましい。
リースによる入手方法もあるが、1日当たりのリース料は高額(日額2万円程度)であり、調査時期や使用頻度を考えると(調査前後日にもリース機器を拘束する必要や天候による調査日変更がある可能性大)費用面でも購入として対応する必要がある。
本機は、以前も美保飛行場アセスメント調査や東郷池の覆砂検証調査等様々な場面での使用実績がある。また、今年度進行中の湖山池の貧酸素分布域調査やそれに伴う長期間の連続観測調査を初めとしてとして予定している他の調査でも利用する意向であり、現在から今後にわたって使用が大いに見込まれるものである。
同時に複数の湖沼を対象に調査を実施していること、(2)にあるような長期間の連続観測の計画があり1台での対応が困難であること、湖沼のメッシュ調査等では短時間に多地点を調査する必要がありその際には1台のみの調査では困難であることなどを勘案すると計2台の購入が必要となる。