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平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

環日本海圏航路利用促進事業

将来ビジョン関連事業(ひらく/人、物、情報の大交流新時代)

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商工労働部 経済通商総室 通商物流室  

電話番号:0857-26-7661  E-mail:keizaitsusho@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 13,498千円 12,102千円 25,600千円 1.5人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 13,498千円 0千円 13,498千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:13,498千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:13,498千円

部長査定:計上   計上額:13,498千円

事業内容

1.財政課長査定の内容

・官民の役割分担が不透明。官民一体となって、いかに効率的・効果的に航路の認知度向上を図っていくのか再整理することが必要。

2.復活要求の理由

◆環日本海定期貨客船航路の認知度を向上させ、航路の安定運航に向けた利用促進を図るためには、県が一定の役割を果たしていくことが不可欠。

    特に、航路の認知度向上に向けた取組みについては、幅広く県外・海外へ向け、県が標榜する「北東アジアゲートウェイ」、 「大交流時代」を踏まえた県全体のイメージ・情報発信の一環として、県が主体となり取組むべきものであり、その方が、より多くの方面に効果的に情報を伝えることが可能となり、効率的な実施を図ることができる。

      実際の事業実施にあたっては、1つの行事を複数の機関で協働するなど連携した取組をしているところ。
       今回の要求にあたってはその役割分担も踏まえ、要求内容の見直しも行った。

3.要求内容の概要

                                (単位:千円)
区 分
事 業 概 要
要求金額
(1)航路利用促進懇談会
(セミナー)
荷主企業・物流関連企業などを対象とした航路説明会を県外で開催。ミニ講演などを行い、境港利用に繋がる具体の海外ビジネスを紹介するもの。
1,085
(2)境港視察ツアー境港に県外の経済団体、企業等を招き、貨客船利用の現状を視察、見学。
1,035
(3)新聞・雑誌広告の掲載・看板の設置日本国内の新聞及び雑誌において航路のPRを行うとともに、ロシア極東のウラジオストク市内に看板を設置することで、国内外における情報発信を強化。
11,378

4.要求内容の詳細


(1)航路利用促進懇談会(セミナー)の開催  
                  1,085千円
 ○開催予定地等
    岡山、広島、高松(H21開催地域のフォロー)

荷主企業・物流関連企業などを対象とした航路説明会を県外で開催。ミニ講演などを行い、境港利用に繋がる具体の海外ビジネスを紹介するもの。
○参加対象   
   各民間企業(メーカー、商社、物流企業、金融機関等)
○内  容 ・貨客船航路の概要説明 ・ミニ講演  ・名刺交換、ミニ商談

 ○見直しした点
   → 境港貿易振興会が行う「利用促進懇談会」事業
     との棲み分けを明確化。
      ・飲食を伴う懇談会方式はやめ、セミナー的中身に力点。
      ・貿易振興会は既存コンテナ航路の周知も行うのに対し、当該事業は貨客船航路に特化した内容。就航初期段階の支援として継続要。
  
(2)境港視察ツアーの実施
                 1,035千円
 ○開催場所   
   境港周辺(貨客船・コンテナ船寄港バース、旅客ターミナル等)
○開催回数  年3回
○参加対象
県外荷主企業(食品、自動車製造等)
   物流関連企業(貨物代理店)など
○内  容
・貨客船航路の概要説明と船内見学
・港湾視察 ・昼食懇談会(名刺交換、ミニ商談等)

 ○見直しした点
   → 働きかけを行うターゲット(参加者)を限定。
      ・ベースカーゴ(航路維持に係る主力貨物)となり得る荷主企業を主な狙いに。
      ・経済団体等幅広い関係者の視察対応は、県外本部と連携し既定の経費で実施。
 
(3)新聞・雑誌広告、看板の設置
                 11,378千円
  @国内全国紙における新聞広告
    ・経済関係の全国紙に全面広告を掲載
    ・広告料 5,000千円

  A国内ロシア専門誌における雑誌広告
    ・ロシア情報専門誌の裏表紙に広告を掲載
    ・広告料 @63千円×6ケ月= 378千円

  Bウラジオストク市内における看板の設置

    ・ウラジオストク港旅客ターミナル内(屋内看板・1ケ所)

    ・市内幹線道路沿(屋外野立看板・2ケ所)
 
    ・広告料 @500千円(3ケ所分)×12月=6,000千円 

  ○見直しした点
    → 国内だけではなく、国外での情報発信力も重視。特に、2012年にウラジオストクにおいて、APEC(アジア太平洋経済協力会議)が行われるまでの期間は、貨物獲得に向けた重点的な情報発信の好機。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

◆平成21年6月29日、韓国・東海港から境港に向け、貨客船航路の正式就航を実現。併せて、関連行事の実施を行い機運の盛り上げを図った。

 ◆その後、現在まで台風による欠航以外の休止はなく、安定的な運航が継続されている。

 ◆航路の周知等に向けた各種事業を重点的に実施中。

  <航路の情報発信>
   ・全国紙における広告掲載 
     フジサンケイビジネスアイ、日経産業新聞
   ・地元紙における広告掲載
     日本海新聞、山陰中央新報

  <貨物確保に向けた取組>
   ・航路利用促進懇談会の開催
     岡山市(2回)、広島市、大阪市、高松市
   ・境港視察ツアーの実施
     津山商工会議所、大阪商工会議所、京都工業会

これまでの取組に対する評価

◆昨年6月、予定どおり正式就航が実現できた背景として、緊急プロジェクトチームによる活動など、鳥取県による各種取組が下支えとなったものと認識。よって、その歩みを減速させることなく、継続した取組を行うことが必要。

 ◆延べ乗客数は12月17時点で19千人を超え、旅客面では順調に推移している一方、貨物利用は低調なまま。
  来年度以降も継続して、特に、貨物利用に資する取組を強化して行くことが必要。

工程表との関連

関連する政策内容

境港の物流拠点化

関連する政策目標

境港の取扱貨物量増加

財政課処理欄


 ウラジオストク市内における看板設置経費については、21年度の看板設置効果等を見極めるため、執行協議案件とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 13,498 0 0 0 0 0 0 0 13,498
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 13,498 0 0 0 0 0 0 0 13,498
要求総額 13,498 0 0 0 0 0 0 0 13,498

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 13,498 0 0 0 0 0 0 0 13,498
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0