1 課長査定結果
○利用者増加の反面、同一企業の利用も散見。
○一定の目的は果たしたと考える。
○当該補助金は廃止が妥当と判断。
2 復活要求内容
《課長査定状況等》 (単位:千円)
事業区分 | 要求額 | 査定額 | 要求区分 | 復活要求額 |
海外市場調査事業 | 3,374 | 2,774 | − | − |
商談会開催事業 | 5,000 | 5,000 | − | − |
海外チャレンジ支援事業補助金 | 8,000 | ゼロ | 復活 | 7,000 |
計 | 16,374 | 7,774 | | 7,000 |
〔復活要求の内容〕
○県内企業海外チャレンジ支援事業補助金
【7,000(7,000)千円】
企業独自で海外見本市などに参加し、販路開拓に取り組む場合に要する経費の一部を助成する。
・補助対象経費: 展示品輸送費、ブース使用料、資料作成費等
・間接補助費1/2(補助限度額1,000千円/社)
3 要求理由
●対象商品も対象地域も異なる県内企業の海外進出ニーズを商談会開催事業だけでは拾いきれないことから、企業の海外進出支援のために、当補助金には大きな役割があると考えられる。
●企業の自主的な計画に基づいた海外進出を支援する制度であり、それぞれの企業ニーズに最もよく適合した事業であるので、助成後の円滑な販路開拓活動が期待できる。
●当事業については、初めて利用する企業や初めての国に利用する企業が多く、目的を果たしているとは考えにくい。
<H21年度> 延べ26社利用。
・初めて利用する企業 7社
・初めての国に利用する企業 10社
4 査定結果への対応等
●企業がある国に海外進出を図る場合、試行期間として最低3回は出展等をする必要がある。当補助金を活用して海外見本市・商談会・物産展に出展する場合には、従来のとおり、同一仕向地で3回までは補助の対象とする。
●他県等の動向を踏まえ、当補助金を利用して海外見本市・商談会・物産展に出展する際は、渡航経費を補助対象から除外する。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
◆企業独自で海外展開するに際し、県内企業海外チャレンジ支援事業補助金としてその経費の一部を助成。
◆韓国ロシア新航路開設に伴い、韓国及びロシア方面への新たな展開が見られた。
◆現在までに15件(延べ26社)の申請及び申請の相談が相次ぎ、当初の予想を上回る動きを見せた。
これまでの取組に対する評価
◆他県の動向を踏まえ、当補助金を利用して海外見本市・商談会・物産展に出展する際は渡航経費を補助対象から除外し、増加する企業及び団体の利用需要に対応する。