<2号ジョブコーチとは>
障がい者が企業で働く際、障がい者や事業主、従業員に対して障がい者の職場適応を図るために必要な助言を行い、必要に応じて職務の再設計や職場環境の改善を提案する企業内の者を指す。
<資格取得のメリット>
(障がい者)
- ジョブコーチが企業に所属するため、日常から継続したきめ細かい支援が受けられる。
(事業主)
- 国の既存制度(第2号職場適応援助者助成金)の2号ジョブコーチが活動した際の人件費助成を受けられる。
(なお、助成されるのは、雇用した障がい者が職場環境に不適応の場合等に限られるため、必ず給付されるわけではなく、又、1人につき、6ヶ月が限度と条件が限られている。)
○研修の潜在的受講有資格者(障害者職業生活相談員の有資格者)は県内に数十名程度あることから、ジョブコーチを目指す資格がありながら取得していない者が県内企業に多数いる状況。
このような状況の中、制度周知だけでは受講者の増加は見込めないものと思料。より企業が取得しやすい環境を整えることで人材育成を図る必要がある。
○周知は、福祉保健部と共同で行うことは可能であるが、2号ジョブコーチ養成は共同で行うものではない。
(福祉保健部の目的は福祉施設等に配置する1号ジョブコーチの養成)
○なお、周知活動にあたって、促進する立場の県としても、何らかの独自の支援策を持つことが周知に効果をもつと思料。