(1)経済成長戦略(素案)における位置付け
(2)背景
・ まちなかには、魅力的な歴史、文化、伝統、食、まちなみ等、大都市圏や郊外店とは異なる資源がある。
・ 一方で商業面では、それらのまちなか資源を活用できておらず、商業エリアとしての魅力を発揮できていない。
・ また、「モノ」ではなく「コト」や「ヒト」を求める来街者に商業者が対応できていない。
・・・ 時間消費型サービスへの転換が急務
(3)これまでの施策の問題点
・ 拠点施設づくりやイベント支援などの「手段」に特化しがちであるため、既存店の時間消費型サービスへの転換には手が回っていない。
・ 従前のような空き店舗入居費助成・イベント経費助成等、個々の取組への支援では、波及効果が限定的
(4)当事業の特徴(新機軸)
@ まちなか資源を活用し、消費者の求める時間消費型サービス強化により商業者の経営力を向上させるという新しい観点(従来型から小売・サービス化)
A 商業者の経営力向上がエリアの魅力向上に結びつき、更なる出店やサービス強化に結びつく好循環のモデルづくり
B マーケティング調査、計画づくりから事業実施までをトータルに支援する今までにない手法
・ 県内経済の発展には、まちなかでの消費拡大が必須。
(1)来街者ニーズへの対応
・ 顧客・来街者の真のニーズを把握できていない店が多い。実際の来店者が何を求めて来店しているのか、というような実感としての調査に基づいた店舗強化が必要。
・ 既存の店や団体が手を組むことにより商いの付加価値が上がる取り組みを支援することが重要。
(2)県内の特徴・強み
・ まちに魅力がなければ外からも人は来ない。人・街・自然の魅力等による人の交流が必要。そのために、県民のニーズやライフスタイル、価値観を具体的に知るための調査が必要。
・ スローライフを体現しようとする店は県内のまちなかでも増加傾向であり、ニーズはある。しかし、実際の来店者が何を求めているのかというような、実感としての調査が必要。
・ 鳥取のまちなかは適度に田舎で適度に都会であり、それを活かした商業活性化が必要。