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平成22年度予算
6月補正予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉総務費
事業名:

施設入所児童保証人支援事業

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福祉保健部 子育て支援総室 家庭福祉室  

電話番号:0857-26-7893  E-mail:kosodate@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 500千円 807千円 1,307千円 0.1人
補正要求額 600千円 0千円 600千円 0.0人
1,100千円 807千円 1,907千円 0.1人

事業費

要求額:600千円    財源:単県 

課長査定:ゼロ 

事業内容

1 補正予算要求理由

(1)高校、大学等への進学にかかる制度の設定

    平成22年2月議会において、養護施設等入所児童が高校・大学に進学する際、現行の措置費制度では入学支度にかかる必要経費に足りない場合があるとの議論があった。
    児童本人が貸付制度資金等から借用する際、施設職員が連帯保証人となり、その後施設職員が保証債務を履行した場合に県が補助することとし、平成22年度中に受験する児童から適用できるよう、補正要求を行なうものである。

    <事業概要>
    【事業対象者】
     児童養護施設・児童自立支援施設・自立援助ホームの職員、里親等で、児童の高校・大学・専門学校進学のため連帯保証人・連帯借受人となった者

    【補助率】
     補助対象経費の10/10

    【補助対象経費】
     児童の債務不履行により施設職員等が保証債務を履行した経費

    【借入先の例】
     鳥取県生活福祉資金(県社会福祉協議会取り扱い)

    現行制度として、施設職員等が児童の就労や賃貸住宅入居の際の身元保証・連帯保証人となる制度があり、進学時にも適用できるように制度を拡充する。

    <現行の事業>
     養護施設等に入所している児童の就労・賃貸住宅への入居の際に身元保証・連帯保証人となった施設長等が、保証債務を履行した経費を補助する制度。
      ・就職時身元保証300千円/件
      ・賃貸住宅入居時連帯保証200千円/件
(2)現行制度における出身施設の拡充

 養護施設等に入所している児童の就労・賃貸住宅への入居の際に身元保証・連帯保証人となった施設長等が、保証債務を履行した経費を補助する制度を運用している。現行制度では施設が限られているが、以下の施設の児童の利用が想定されることから、事業対象の拡充を行なうものである。
  ・就職時身元保証300千円/件
  ・賃貸住宅入居時連帯保証200千円/件

  【現行制度での出身施設】
    ・児童養護施設
    ・児童自立支援施設
    ・自立援助ホーム
    ・里親
  【追加出身施設・・・(要求)】
    ・情緒障がい児短期治療施設
    ・知的障がい児施設
    ・肢体不自由児施設

2 積算根拠

高校・大学等進学時借入連帯保証 
300千円(保証限度額)×2件=600千円
*限度額は国立大学入学金及び学用品代購入に要する金額見  合を想定
*件数については平成20、21年度の実績を考慮

3 背景・目的

児童養護施設等入所児童は、保護者から経済的支援を受けることができない場合が多く、高校や大学進学時に必要となる入学金等の工面に苦慮している。
 また、借入するにも保証人をたてることができないため、入所施設の長等に保証人を依頼することが多いが、入所施設の長等は保証債務履行の際の心理的・経済的負担が大きいため、保証人を引き受けることに懸念を示している。
 このため、施設職員等が保証債務を履行する場合の経済的負担の軽減を図り、保証人を引き受けやすい環境を整備することで、児童の進学促進を図る。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

養護施設等入所児童が高校・大学に進学する際、措置費制度により、それぞれ58,100円(高校)、212,510円(大学)が支給されている。

これまでの取組に対する評価

現行の措置費制度では入学支度にかかる必要経費に足りない場合があり、かかる場合には事実上、施設が負担していた。
生活福祉資金等、貸付制度はあるものの、連帯保証人の設定など、本人が借入制度を利用するのに困難を来たす場合が多く、負担軽減策が求めれれていた。

財政課処理欄

 児童福祉法に基づく施設入所措置の延長線上の行為として、本事業が入所児童の進学を後押しするために有効であることは理解しま
 すが、現に、施設入所措置を講じた場合、扶養義務者に対して措置費の徴収を行っているところであり、県が今回の補助金を交付した
 際は、扶養義務者に対して請求する方策を検討すべきと考えます。

 なお、出身施設の拡充については、施設に着目した要件設定ではなく、両親が死亡等の理由により施設入所を余儀なくされているなど、
 処遇に着目した要件にすべきと考えます。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 500 0 0 0 0 0 0 0 500
要求額 600 0 0 0 0 0 0 0 600

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0