1 事業目的
海外からの観光客誘致を積極的に進めるとともに、米子ソウル便及びDBSクルーズフェリーの利用を促進するため、外国人観光客の送客に関する支援制度の充実を図る。
2 事業内容
海外旅行会社に対して支払っている外国人観光客を送客した場合の助成金について、本県がロケ地となった韓国ドラマ「アテナ:戦争の女神」の放送(平成22年12月13日〜)を契機に、予想を大幅に上回る需要が見込まれるため、既定予算枠を超える助成金相当額を追加要求する。
[助成金概要]
下記条件を満たす旅行を催行する旅行会社等に対して、当地でのバス借り上げ経費を支援
・事業主体 山陰国際観光協議会
・助成対象 平成23年1〜3月送客分を補助対象とする。
・助成条件 米子ソウル便又はDBSクルーズフェリーを片道以上利用し、本県内で観光及び宿泊することを条件とする。
[執行状況]
既定予算額 24,000千円…@
交付実績(1/14現在) 23,210千円…A
[利用者数:7,636人(20,554人日)]
今後必要見込額 10,090千円…B
不足額 9,300千円…A+B−@
3 事業費
山陰国際観光協議会への補助金 9,300千円(県10/10)
[算出基礎]
今後送客見込客数4,200人×平均滞在日数2.7日×平均支援単価(1人・1日当たり)890円=10,090千円…@
執行残額 790千円…A
必要額 @−A=9,300千円
4 背景・効果
(1)背景
「アテナ」放送を契機に、韓国の旅行会社の本県に対する関心が大きく高まり、新規旅行商品及びそれによる送客数の大幅増という千載一遇のチャンスが到来。
(2)効果
当助成制度を継続することにより、米子ソウル便及びDBSクルーズフェリーの利用者の底上げはもとより、県内宿泊者の大幅増加に繋がり、県内観光業の振興に貢献する。
【試算】4,200人の入込客増による経済効果は2億円超
4,200人×52,566円※=220百万円
※:来訪者の支出額 52,566円
[韓国人の日本国内消費額1人1日12,168円(JNTO調べ)
×平均滞在日数2.7日×誘発係数1.6]