1.廃止理由
終期到来による。
2.事業概要
地域産業を担う人材育成を目指して、各専門高校において、県内外の専門家(地元産業界、大学等)の意見を聞きながら、教育プログラムの改善を行う。
<第1段階>
- 本県産業界の動向、産業実態を踏まえた教育水準の設定
- 最新の情報や優れた実践例の紹介・提案
- 具体的な改善策を検討
- 学校評価への反映方法を検討
↓
<第2段階>
- 具体的な改善を実施
- 生徒の課題研究、教職員の取組実践等を発表する機会の設定授業、実習等教育活動を公開
↓
PDCAサイクル
↓
地元産業界の次代を担う人材育成の実践
3.実施校
平成18年度の実施校
第1段階(鳥取工業・鳥取商業・倉吉総合産業・米子工業)
平成19年度の実施校
第1段階(鳥取湖陵・米子南・境港総合技術)
第2段階(鳥取工業・鳥取商業・倉吉総合産業・米子工業)
平成20年度の実施校
第1段階(智頭農林、倉吉農業)
第2段階(鳥取湖陵・米子南・境港総合技術)
平成21年度(最終年度)の実施校
第2段階(智頭農林、倉吉農業)
4.これまでの成果
●鳥取商業高校
・1年生を対象に商人合宿を開設
・中学生へのビジネス教育「ジュニア創業塾」を開講
・ソフトウェア開発技術者試験に合格
●鳥取工業高校
・ものづくりコンテスト全国大会で優勝者と1ポイント差で2位を獲得
・ジュニアマイスターゴールドの取得
・地域産業の担い手育成プロジェクトに取り組む
●鳥取湖陵高校
・農業学科と工業学科との連携した研究の実施
例:LEDを使用した作物栽培
自然エネルギーを活用した花時計の製作
・地域産業における人財育成・確保事業への取組
●智頭農林高校
・テーマを一覧にした小中学への出前授業の実施
・専門教科の全職員による地元企業での研修の開始
・普通教科の職員による専門高校における進学指導の研究の開始
●倉吉農業高校
・米子南高校との連携によるアイスクリームの商品開発
●倉吉総合産業高校
・くらそうやの実施
・地域産業の担い手育成プロジェクトに取り組む
・専門教科職員の技能士取得
・デュアルシステムの開始(H22:商業学科 H23:工業学科)
・地元企業、行政と連携した自然エネルギーに関する研究の開始
・人財育成のための地元産業界や行政との振興協力会の設立
●米子南高校
・地元企業と連携した地域活性化事業の実施
・倉吉農業高校との連携によるアイスクリームの商品開発
・米子工業高校との連携による
●米子工業高校
・地域産業の担い手育成プロジェクトに取り組む
・ものづくりコンテスト全国大会で同一生徒が2年連続3位を獲得
・地元産業界や行政との連携による地域委員会の設立
・全学科によるインターンシップの再開
●境港総合技術高校
・日商簿記1級に合格(卒業後に公認会計士に合格)
・福祉科で介護福祉士の養成に取り組み、24名中15名が合格
・地域産業の担い手育成プロジェクト(水産分野)への取組
・地域産業における人財育成・確保事業への取組