商工労働部 産業振興総室 新事業開拓室
要求額:63,000千円 財源:単県
課長査定:計上 計上額:63,000千円
6月に開催された第1次補助金募集において、本年度交付決定分(80,000千円)をほぼ消化している状況。 【補助金需要が増加している要因】 ○経営環境の悪化などで既存事業が苦戦する中、新商品開発、販路開拓など今まと違っ た取組みを実施する事で自社の利益に繋げようと経営革新計画へ向う企業が増えているため。(下表参照) ○近年の経営環境から、大幅な景気回復は未だ望めず、借入等による大きな投資を行うよりも本補助金等を活用して販路開拓を強化する取組みのほうがリスクが少なく、そのような需要が伸びているため。(下表参照) このような背景から経営革新計画に向かう企業が増えている事に伴って本補助金を申請する企業も昨年度以上に増えているのが実態である。 【参考】 経営革新計画承認及び補助金採択企業数の推移 (単位:件) ※H22の経営革新計画承認件数は見込み、補助金採択数は6月の実績 この度、補正要求する金額63,000千円については、11月に予定している第2次の補助金募集の交付決定分として要求するものであり、金額の根拠として下記のとおりである。 【要求金額の計算根拠】 11月に本補助金の申込対象企業数が117件・・・@ ※117件の根拠計算式:(146-54+25)件 146件= 11月に経営革新計画が継続中の企業 54件=本補助金を過去に利用した事のある企業 25件=第2次募集までに新たに増える経営革新計画承認企業(月5件*5件) 計画継続中の企業数のうち補助金を活用する企業の割合は現在25.17%・・A よって第2次補助金募集での予想利用件数が29.44件(@*A)・・・B 1企業あたりの補助金の平均利用金額が2,135千円・・・C BとCから 29.44件×2,135千円=62,854千円(≒63,000千円) 現在、残っている予算は1,023千円とほぼ残っていないことから算出した 63,000千円満額必要と考える。
年々、事業費が増加していますが、事業費に似合う効果が発揮されているか精査が必要です。 H22サマーレビューを踏まえ、次年度以降の制度見直しを含めて、県が補助する目的が効果的に発揮できるよう県民の声を聞きながら検討してください。