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平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

PCB廃棄物処理対策推進事業

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生活環境部 循環型社会推進課 廃棄物指導担当  

電話番号:0857-26-7684  E-mail:junkanshakai@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 16,921千円 14,522千円 31,443千円 1.8人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 16,921千円 14,522千円 31,443千円 1.8人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 10,171千円 13,256千円 23,427千円 1.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:16,921千円  (前年度予算額 10,171千円)  財源:単県、その他 

課長査定:計上   計上額:16,921千円

事業内容

1 事業概要

県内のPCB廃棄物の適正・円滑な処理を推進するため、中小企業者を対象としたPCB廃棄物処理基金への補助、電気機器等への微量PCB混入の有無に係る調査経費の補助等を行うとともに、「鳥取県PCB廃棄物処理計画」に基づきPCB廃棄物処理に関する普及啓発を行う。

2 要求額

16,921千円(前年度当初予算額:10,171千円)

    <内訳>
    ・補助金:15,250千円
    ・委託料:1,500千円
    ・標準事務費:171千円

3 事業の背景・目的

・これまで国内にPCB廃棄物を委託処理可能な施設はなく、処理体制を整備し、早期処理を推進することが急務
        ↓
・平成13年7月「PCB廃棄物特別措置法」施行
・PCB廃棄物保管事業者に平成28年までの処理義務発生
        ↓
・県内のPCB廃棄物(微量PCB混入機器を除く)については、
日本環境安全事業(株)北九州事業所において処理

・日本環境安全事業(株)での処理対象となっていない微量PCB混入機器については、その処理方法等が課題となっていたが、今般、国において無害化への処理方法が概ね固まり、PCB混入状況の確認が急務。
※微量PCB混入機器:PCBを使用していないとする電気機器等の中に、微量のPCBが混入したものが大量に存在していることが平成14年7月に判明。

4 事業内容

(1)PCB廃棄物処理基金への補助(継続)
 中小企業者のPCB廃棄物の処理の円滑な推進を図るため、(独)環境再生保全機構が設置する中小事業者支援のための基金へ拠出。

(2)微量PCB混入の有無に係る調査の支援(継続)
○事業者が保有する電気機器等の分析経費を助成

対象者

民間事業者、市町村

補助率

1/2

対象機器数

1,050台(H22年度)
○県が保有する電気機器等について分析調査

対象機器数

150台(H22年度)
 ※「とっとり発グリーンニューディール基金」を活用

(3)「鳥取県PCB廃棄物処理計画」の普及啓発(継続)
 平成20年2月に策定した当該計画(法定計画)に基づき、県内のPCB廃棄物の適正処理を推進するため、保管事業者等に対し普及啓発を行う。

【参考】PCB廃棄物の種類別の状況(全国)


高圧トランス等

蛍光灯安定器等

微量PCB混入電気機器等

概要

PCBを使用した電気機器等

非意図的に微量のPCBが混入した電気機器等

推定台数

約34万台

安定器:約6百万個 他

トランス等:約650万台※

判別方法

製造年、型番等から判別

分析により確認

処理体制

日本環境安全事業(株)北九州事業所で処理

無害化認定制度を活用した処理

県事業

PCB廃棄物処理基金へ拠出

分析経費の助成
 ※微量PCB混入電気機器等の推定台数は可能性のあるもの



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策内容>
・産業廃棄物(PCB廃棄物)の適正処理の推進

<取組み>
・中小企業者のPCB廃棄物処理に対する支援(基金への拠出)
・PCB廃棄物の適正な保管の指導(H20保管状況届出:321件)
・鳥取県PCB廃棄物処理計画に基づき、処理方策の周知・普及啓発
・微量PCB混入機器の適正な取扱い等に関する周知徹底

<現時点での達成度>
・県内のPCB廃棄物の処理は未だ開始されていないため、引き続き、適正な保管について指導している状況。

これまでの取組に対する評価

<自己評価>
・県内のPCB廃棄物はH22.3から日本環境安全事業(株)北九州事業所において処理が開始される予定で、同事業所との連絡調整、搬入対象者への周知等により、円滑な搬入・処理に向けて準備中。
・保管中のPCB廃棄物については、適正保管を指導してきており、概ね適切な保管状況。
・微量PCB混入機器については、その把握が十分でなく、不適正な処理が行われる懸念がある。

<改善点>
・微量PCB混入機器について、PCB含有の有無に関する分析経費を助成することにより、その把握を促進し、不適正な処理による生活環境への影響を防止する。(H21.9補正〜)

工程表との関連

関連する政策内容

産業廃棄物の適正処理の推進

関連する政策目標

産業廃棄物の減量・リサイクル率のアップ(目標値;96%)

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 10,171 0 0 0 0 0 0 0 10,171
要求額 16,921 0 0 0 0 0 0 6,000 10,921

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 16,921 0 0 0 0 0 0 6,000 10,921
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0