(1)食の安全モニターの設置 1083千円(540千円)
→743千円
【人数】 50名→30名(東部20名、中部10名、西部20名)
県下で20名増員→認めない
【役割】
・表示の調査・確認
・食品販売店の店頭における衛生管理状況の調査・報告
・食品安全委員会主催のリスコミ等へ参加し、知識を習得するとともに習得した知識を広く県民に伝達
【募集方法など】
・募集方法:一般県民からの公募(地域性を考慮)
・任期:1年(継続は妨げない)
【結果の公表】
食の安全モニターの情報提供により業者の指導等につながった事案については、半期毎にホームページ上で公表する。
(2)キッズリポーターの募集 98千円 →75千円 (96千円)
【活動内容】
小学生が夏休みに身近な食品の表示や食の安全について自由研究し、秋に食育や食のみやこと連携したイベントにおいて優秀作品の発表を行う。
【募集方法など】
・小学生が取り組めるような事例やヒントを交えた資料を6月に県HPに掲載するとともに、県教委を通じて広報し募集開始。
・実験などについては、夏休み期間中に衛生環境研究所と連携し、場所の提供、研究員によるアドバイスも実施。
(研究テーマ例)
・食品表示にある添加物の働き(添加物を入れないジャム)
・レプリカ食品を作ってみる(人工イクラなど)
・身近な食品表示を調べる
・夏休み終了後、食に関するものの募集受付を行う。
食品衛生の向上及び安全・安心な食品を確保するためには、行政の監視指導、事業者の自主的管理の推進が重要であるが、消費者自らも食の安全・安心の確保のために参画し、県民全体で食の安全・安心の取組を行うことが重要である。
日ごろ、食品衛生推進のための活動が可能な人材を育成し、食品販売施設等の店頭販売における衛生管理、表示チェック等を県と連携して行っていただく。
○現状
食品衛生監視員(県職員)の監視以外では、県民の方に次のような協力をいただいている。
【食品衛生部門】
:鳥取県食品衛生協会から推薦された者を県が「食品衛生推進員」として委嘱し、大規模イベント等での衛生指導を実施。
【日常での販売店等での衛生確認】
:平成21年度から新設した「食の安全モニター」により、日常で利用される食品取扱い施設の衛生管理状況を報告していただき不備が認められる場合には適切に衛生管理がされるように県職員が指導を行う
○課題
・食品衛生推進員の多くは、自らも営業している者が多く、通常時の衛生指導等が困難。
・食の安全モニターとして食に関する幅広い知識を有し、継続して食品衛生の推進に協力していただける人材を育成することが急務。