現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 生活環境部の新エネルギー導入促進事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

新エネルギー導入促進事業

将来ビジョン関連事業(守る/豊かな自然・環境を守り、育て、次代につなげる)

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生活環境部 環境立県推進課 グリーンニューディール推進室  

電話番号:0857-26-7879  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 10,059千円 9,682千円 19,741千円 1.2人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 916千円 11,599千円 12,515千円 1.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,059千円  (前年度予算額 916千円)  財源:単県 

課長査定:ゼロ 

事業内容

1 事業概要

新エネルギーの導入促進を図るため、県庁率先導入、市町村への支援等を行う

    (1)新エネルギーの県庁率先導入
    事業費:8,417千円(5,679千円、うち当初916千円、H20.2月補正の繰越4,763千円)

    ○ペレットストーブ
    経費 515千円×3台=1,545千円(H20補正繰越1,545千円)
    設置候補
    選定理由
    県立学校の図書室等・生徒又は来客等への啓発効果を期待
    ・環境教育への効果を期待
    ※候補の中から、あわせて3台


    ○ハイブリッド型街路灯
    経費 3,218千円×1基=3,218千円(H20補正繰越3,218千円)
    設置候補
    選定理由
    境高校・生徒又は来客等への啓発効果を期待
    ・環境教育への効果を期待

    ○小型風力発電(新規)
    経費 1基 3,654千円(−)
    設置候補
    選定理由
    未定
    (かにっこ館を想定)
    ・海岸沿いで風の状況が比較的良好
    ・来客等への啓発効果を期待

    (2)地域における新エネルギー導入への支援
    事業費:市町村交付金(自治振興課)
    ・個人又は非営利団体が行う新エネルギーの導入に対する助成に要する経費
    ・市町村立学校への新エネルギー導入に要する経費

    (3)新エネルギー研修会
    事業費:1,000千円(74千円)
    新エネルギーの技術開発・普及導入に係る産学官連携を進め、相互の取り組みを促進させるため、「鳥取県新エネルギー活用研究会」を設立
    ・会員同士が積極的な情報交流を行うための研修会を2回開催
    ・マイクログリッド導入に向けた検討会、県外専門家によるセミナーを含め4回開催、先進地視察も行う。

    (4)その他
    標準事務費:642千円(842千円)
    ・新エネルギー推進に関する情報収集、企画立案、普及啓発等

2 現状・背景

○平成21年3月に、鳥取県地球温暖化対策条例が制定され、新エネルギーや省エネルギーの推進に、県民、事業者、行政が一体となって取り組みを進めようとしている。

○住宅用太陽光発電については、重点的に取り組むため、平成21年6月補正予算により新しい補助制度を創設したところ、大幅に導入が進みつつあるが、その他の新エネルギーについては、依然として採算性の課題があり、導入は進んでいない。
○新エネルギーの導入により、省エネ意識が高まるなどの環境教育の効果も期待されるため、県庁が率先して導入し、普及啓発を図る取組は重要
○家庭や地域における新エネルギー導入を進めるには、市町村の取組も極めて重要であるが、活性化を図るには支援が必要
○新エネルギーの活用・普及を図るには、県内企業、大学等の技術開発や普及に向けた取組も重要であるが、現状では情報交流が不足

3 目的・効果

○各種の新エネルギーについて、県有施設への率先導入及び普及啓発を行うことにより、導入を促進し、地球温暖化防止に貢献する。
○新エネルギーを導入を行う者に補助を行う市町村に対し、市町村交付金により支援を行うことにより、導入促進を図る。
○産学官連携により、新エネルギーをビジネスにつなげていくことで、地域の活性化と新エネルギーの普及拡大を図る。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
自然エネルギーの導入量:110,000kW
(H19〜22年度で60,000kW)

<新エネルギー導入促進の取組>
・県庁率先導入
 太陽光発電 120kW、風力発電 3,000kW、ペレットストーブ 27台、ペレットボイラー 3基、ハイブリッド型街路灯 5基
・導入支援
・太陽光発電、小型風力発電、ペレットストーブ等新エネルギーの導入促進に取り組む助成する市町村に対し、市町村交付金等による支援(H15〜17年度:住宅用太陽光発電補助金、H18年度〜:市町村交付金)
→H21年6月補正予算で、住宅用太陽光発電には、新たな補助制度を創設
・地域と一体となってバイオディーゼル燃料に取り組む団体を支援(H19〜20年度)
・風力発電を設置する市町村を支援(H16〜20年度)

<達成度>
H20 84,982kW (H19〜20年度 41,549kW 約69%)

これまでの取組に対する評価

<自己評価>
・大型風力発電は、一定の導入が進んだが、適地は残り少なくなってきているようであり、目標達成は困難な見通し。
・太陽光発電には、国が重点的に取り組んでおり、これに歩調を合わせて、県もH21年6月補正予算で新たな補助制度を創設したところ、導入量は飛躍的に増加し、効果が上がっている。
・その他の新エネルギーについては、導入が進んでいない。

<改善点>
・これまで導入の進んでいないマイクロ水力発電、小型風力発電について、補助事業(別事業)によりモデル的な取組を推進する。
・新エネルギーの研修会や人的ネットワークを充実し、情報共有を図る中で、導入促進を図る。

工程表との関連

関連する政策内容

二酸化炭素等温室効果ガスの削減

関連する政策目標

一人ひとりの行動が地球環境に負荷を与えていることを理解し、地球温暖化の防止に取り組む。
・自然エネルギーの導入量:110,000kW(19〜22年度で60,000kW)

財政課処理欄

 

○ペレットストーブ(3台) →ゼロ


    現在の県立施設への導入状況(27台)を鑑みると、普及啓発効果として十分であると感じます。
    今後は、各施設管理者の自主的な導入に委ね、環境立県推進課は各施設管理者への働きかけなどの後方支援に努めてください。

○ハイブリッド型街路灯(1基) →ゼロ
    普及啓発効果よりも環境教育への効果が大きいと考えます。
    県立高校裁量予算学校独自事業により、各学校の独自性を発揮した学校運営の中で実施してください。

○小型風力発電(1基) →ゼロ
    小型風力発電施設の運営が赤字となることが明白である以上、県民の間に小型風力発電の導入が大きく進むとは考えられず、本施設を普及啓発することに疑問です。

○新エネルギー研修会 →ゼロ
    研修会の具体的なターゲット・研修会内容が不明です。
    商工労働部との連携及び環境ビジネス交流会事業(循環型社会推進課)との統合などにより、より効果的な事業実施が可能と考えます。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 916 0 0 0 0 0 0 0 916
要求額 10,059 0 0 0 0 0 0 0 10,059

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0