(1)調査研究の充実
●外部評価の実施
優れた研究成果を上げるため、県政の重要課題や県民ニーズを踏まえた研究活動の活性化を促進し、公平性、客観性、透明性を確保するため、有識者による外部評価が必要である。
●分野別研究会の活性化
県内の研究者(鳥取大学・鳥取環境大学等)との研究会を開催し、情報交換・意見交換・賛同者との共同研究を積極的に行いながら、研究成果等を行政施策への提言や対策技術の構築につなげていく必要がある。
(2)環境情報・感染症情報の発信
調査研究の充実を図り、研究成果を社会に還元していくこと(研究成果の行政施策等への反映や環境情報・感染症情報等の積極的な提供)は、当所の重要な業務である。環境情報に対する県民の関心を高めると共に、感染症の流行情報の提供により、県民に注意を促すことが期待される。
(3)鳥取県・江原道環境衛生学会の開催
日韓両国の共通かつ緊急の課題となっている黄砂問題等に両院が連携して取り組むための具体的な協議・意見交換等や、両院の研究員による研究成果の発表のため、本学会の開催が必要である。本学会は、環境衛生分野における環日本海交流の一翼を担う意義深い機会となることが期待される。