現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 生活環境部の湖沼水質浄化対策推進事業(東郷池)
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

湖沼水質浄化対策推進事業(東郷池)

将来ビジョン関連事業(守る/豊かな自然・環境を守り、育て、次代につなげる)

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生活環境部 水・大気環境課 水環境保全室  

電話番号:0857-26-7197  E-mail:mizutaikikankyou@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 473千円 6,454千円 6,927千円 0.8人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 626千円 6,454千円 7,080千円 0.8人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 377千円 6,449千円 6,826千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:626千円  (前年度予算額 377千円)  財源:単県 

課長査定:一部計上   計上額:473千円

事業内容

1 事業概要

 東郷池の水質浄化のために策定している水質管理計画の推進

2 事業内容

「東郷池水質管理計画」(第1期:平成18〜27年度)の推進

    (ア)第1期東郷池水質管理計画及び東郷池の水質浄化に向けたアクションプログラムの進捗管理
     関係行政機関で組織する会議の運営等を通じ、計画に掲げた水質目標達成を目指して浄化対策の着実な推進を図る。

    (イ)【新】湖沼環境モニター(五感調査)の実施
     県民モニターを募集し、五感(見る・聞く・触れる・臭う・味わう)により湖沼環境を採点・評価する調査を行う。⇒わかりやすく親しみやすい湖沼環境指標を新たに導入し、地域住民の湖沼への関心を高めて環境保全の取組の広がりと活性化を図るもの。

    (ウ)湖上観察学習会の実施
     船上から池の植物や生き物の観察、水質の調査をする学習会を開催する。

3 背景・目的

 東郷池の望ましい水質の目標である環境基準の達成を目標として、県が定める水質管理計画に基づき、地域住民等の理解と協力を得て水質改善を図る。

○第1期東郷池水質管理計画及び東郷池の水質浄化に向けたアクションプログラムの主な対策
・地域住民、事業者、行政の協働による環境保全活動(アダプトプログラムの実施、水草刈り取り肥料化等)
・湖内浄化対策(湖底覆砂による窒素とりんの溶出抑制、湖内清掃)
・生態系の回復(魚貝類の生息環境改善、水生植物帯の再生)
・農地対策(エコファーマーの推進、除草剤の流出防止対策等の環境にやさしい農業の推進)
・市街地対策(道路路面や側溝清掃等)
・下水道、農業集落排水施設への接続促進
・工場、事業場排水の規制と監視指導
・漁業を通じた窒素、りんの搬出等
・地域住民による環境保全活動への支援
・環境学習の推進

○水質の状況(単位:mg/リットル)
項目
現況水質
(平成20年度)
第1期水質管理計画目標(平成27年度)
環境基準
COD5.34.5
全窒素0.610.46設定なし
全りん0.0560.032設定なし
注1)CODとは化学的酸素要求量のことで、湖水の汚濁の度合いを示す。
注2)環境基準の達成を最終的な目標として段階的に水質改善を図る。

4 金額根拠

予算額(千円)主な経費内訳
湖沼環境モニター経費153→ゼロ報償費75 →ゼロ
標準事務費78
        →ゼロ
湖上観察学習会経費130標準事務費130
その他標準事務費343
合計626 →473

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
 東郷池水質管理計画に掲げる水質目標の達成(COD4.5mg/l)

<取組>
・平成18年度に第1期水質管理計画を策定し、地域住民等の協力のもと浄化対策を実施。水質目標達成に向けて、関係機関と連携して効果的な施策の検討及び推進を図っている。
・地域住民等と協働した取組をより一層促進するため、地域住民、事業者、湯梨浜町、県等で組織する東郷池の水質浄化を進める会と連携して、東郷池の水質浄化に向けたアクションプログラムを作成した。

<現時点での達成度>
 平成27年度の水質目標の達成に向けて取組中
・平成20年度の現況水質:COD5.3mg/l
・平成27年度の水質目標:COD4.5mg/l

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・下水道等の生活排水処理施設の整備は完了しており、今後水質改善を図るためには、農地等の非特定汚染源(面源)からの流入汚濁削減対策と湖内で生産される汚濁への対策が重要。
 このため、水質管理計画においては、農地対策としてエコファーマー推進(H27目標:水稲作付面積の50%)、湖底からの窒素・りん溶出抑制対策として湖底覆砂(ふくさ)(H21〜22施工)を重点対策として取り組んでいる。
・東郷池の水質浄化を進める会を中心に、地域住民、事業者、行政が連携した浄化の取り組みが行われている。

工程表との関連

関連する政策内容

東郷池の水質改善

関連する政策目標

東郷池水質管理計画に掲げる水質目標の達成
(COD4.5mg/l)

財政課処理欄



  水質改善対策を円滑に推進するために、湖沼環境モニターの実施については、効果が限定的であることから、市町村が実施するべきものと考えるため、ゼロとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 377 0 0 0 0 0 0 0 377
要求額 626 0 0 0 0 0 0 0 626

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 473 0 0 0 0 0 0 0 473
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0