(1)生産基盤整備対策 [継続]
梨新品種導入と施設機械の整備に係る経費の一部を助成
事業主体 | ブランド化計画を策定して取組む農業協同組合、営農集団、認定農業者又は認定農業者に準ずる者 |
補助対象 | 新植及び改植、高接ぎ更新、それに伴う果樹棚整備、網かけ施設 |
防風施設、パイプ棚、防蛾灯の設置
かん水施設、排水施設の設置
防除用機械、園内道の整備 |
対象とする品種 | 県内育成梨品種(なつひめ、新甘泉、夏さやか、涼月、えみり、夏そよか、早優利、優秋、瑞鳥等) |
補助率 | 県 1/2以内
2/3以内(新植改植及びそれに伴う果樹棚・網かけ施設に限る) |
要求額 38,913千円
(2)育成促進対策 [継続]
新品種の早期導入を促進するため、奨励金を交付する市町村に対し補助をする。(補助率1/2)
【事業主体】 市町村
【奨励金額】 新植改植 200千円/10a
高接ぎ 106千円/10a
要求額 12,087千円
(3)栽培技術向上対策(県実施) [継続]
H20からの試験出荷状況(糖度のバラツキ)を踏まえ、新品種本来の味を発揮する栽培管理技術のモデル園を設置し、現地実証
【事業主体】県(普及所)
【実証技術】品種更新方法に適した施肥等の栽培技術
【想定品種】なつひめ、新甘泉
【設置か所数】14か所(7地区指導協議会×2品種)
要求額 448千円
(4)ブランドアップ対策 [継続]
新品種の販路確立やPR活動を支援。また、県も独自でPR
●全農実施分●
【事業主体】全農とっとり
【事業内容】
・基準糖度による選果を行い、限定された店舗等で試験販売
・市場及び小売り関係者の産地視察と試食検討会
・生産者等による消費者へのPR
・果実用シール及び専用箱を活用し、品質の保証と差別化
・県内向けの試験販売
・新品種振興大会の実施
・基準糖度以下の梨の海外での販路を確保
(全農10分の10で実施(香港、沖縄))
【補助率】県1/2以内
要求額 2,065千円
●県実施分●
【事業主体】県
【事業内容】
・アンテナショップ記念イベント(100千円)
ポスター展示、チラシ配布、試食
100名限定プレミアムプレゼント
(新品種の配布 新甘泉、なつひめ等)
・新幹線で新甘泉をPR
新幹線施設でのポスターPR(500千円)
ポスター作成 (300千円)
・雑誌掲載による新品種のPR(1,500千円)
・その他(ポスター印刷、送料、旅費)(479千円)
要求額 2,879千円
(1)梨産業活性化ビジョンの策定
【目標】年間導入面積 25ha、販売価格 500円/kg
(2)平成20年から生産された梨を一元的に集荷・選果し、試験 販売を実施。また、農業団体、生産者、県がPR活動。
【出荷販売実績】
数 量 単 価
なつひめ: 1,047ケース、 484円/kg(H20:470円/kg)
新甘泉 : 2,054ケース、 499円/kg(H20:503円/kg
・基準糖度による選果を実施したが、糖度にバラツキ
→施肥や日当たり改善など栽培技術を実証、普及が急務
(3)ビジョンの具体的な行動計画となるアクションプログラムを
ブランド化プロジェクト会議を設置し、策定。
<概要>
新品種の導入推進、 栽培技術の向上と統一化、
選果・集出荷の一元化、 販路確立と販売促進・PR、
有利販売に必要な選果・集出荷