これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<取組状況>
1 ポジティブリスト対策事業
・農薬適正使用に関する研修会を実施。
・国に対して、魚介類における農薬残留基準の早急な設定を要望。
・農薬適正使用における魚介類への影響を研修会で指導。
2 輸出梨検疫対策事業
・米国向け輸出なし検疫実施要領、台湾向け生果実検疫実施要領に沿って実施。
3 マイナー作物等農薬登録推進事業
・農協、普及所を通して農薬登録の希望について聞き取りをし、関係機関、農薬メーカーと協議して試験実施する農薬と作物について取りまとめ、試験場で試料調製、分析を実施。
4 IPM普及推進事業
・8品目について各農政局が主体となりIPM指標モデルを作成。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
1 ポジティブリスト対策事業
・ポジティブリスト制度が施行されて3年が経過したが、全国的に違反事例が発生。
・県内では、収去調査でシジミから残留農薬が検出された事例のみ。
・引き続き、農薬適正使用に関する研修会を実施し周知・徹底。
2 輸出梨検疫対策事業
・米国向けについては、不合格なし。
・台湾向けについては、国内輸出検査において不合格が3例でたが、台湾での輸入検査において不合格はなし。引き続き、地区別研修会等で対策強化。
3 マイナー作物等農薬登録推進事業
・本県は、ラッキョウ・ナガイモ等全国的にはマイナーな産地を抱えており、それらの栽培に使用できる農薬はまだ十分ではない。
・マイナー作物はメジャー作物と比較して販売価格が低いため、農薬メーカーは農薬登録に消極的な場合があり都道府県が協力して試験実施することが登録推進に有効である。
4 IPM普及推進事業
・県内でのIPMの普及はまだ不十分であり、情報提供等を引き続き実施。