現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 農林水産部の鳥取芝の利用促進事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農作物対策費
事業名:

鳥取芝の利用促進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

農林水産部 生産振興課 野菜・花き担当  

電話番号:0857-26-7272  E-mail:seisanshinkou@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 6,444千円 3,227千円 9,671千円 0.4人 0.2人 0.0人
22年度当初予算要求額 4,044千円 3,227千円 7,271千円 0.4人 0.2人 0.0人
21年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,044千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

課長査定:計上   計上額:4,044千円

事業内容

1 事業内容

(1)校庭芝生化モデル事業

     ア)日本芝新品種による校庭芝生化
    (目的) 生育が旺盛な県オリジナル品種「グリーンバードJ」による校庭芝生化の可能性をさぐるため、施工方法、期間、耐久性などを確認する。
    事業主体県(委託)
    事業内容県オリジナル品種を校庭に試験施工する。なお、施工経費を抑え、芝地の早期形成を図るため、植え付け方法を変えてモデル的に実施する。
    要求額2,400千円(1,200千円×2校)
    実施時期H22〜23年

    イ)既存実施校の事例研究

    (目的) 県内外で進められている校庭芝生化について、事例研究を行い、芝品種毎に施工面、管理面での留意点を確認し、県オリジナル品種での校庭芝生化の可能性を探る。 
    事業主体
    事業内容既存の校庭芝生化について事例研究に要する経費
    要求額203千円

    ウ)県オリジナル品種の生産拡大

    (目的) 県オリジナル品種ノシバ「グリーンバードJ」を県内芝生産者に紹介し、生産拡大を図る。また、消費者に対する紹介を行い、消費拡大を図る。
    事業主体
    事業内容生産者、消費者向け研修会の開催に係る経費
    要求額20千円

    エ)バミューダグラスの特性検定試験

    (目的) バミューダグラス「ティフトン」生産拡大の障害となっている混入の可能性を確認し、「ティフトン」と日本芝「グリーンバードJ」双方の生産拡大に取り組む環境を整える。
    事業主体県(農林総合研究所園芸試験場)
    事業内容○「グリーンバードJ」と「ティフトン」の生育比較
    ○日本芝への「ティフトン」混入の可能性確認
    ○「ティフトン」の除草剤効果確認
    要求額621千円

(2) 鳥取芝PR事業

(目的) 鳥取芝の品質、生産について県内外にPRし、販路拡大を図るため、消費宣伝を行う。
事業主体芝生産団体、鳥取県芝生産指導者連絡協議会
事業内容 県オリジナル品種「グリーンバードJ」、「ティフトン」を含む本県産芝の利用促進に要する経費への助成
○県内外に向けたPR資材の作成
○園芸資材展示・商談会などへの出展料
補助率県1/2以内
要求額800千円

2 事業の背景、目的

(1)目的
 県では「環境」をキーワードとした「とっとり発グリーンニューディール」プロジェクトの一環として、緑化産業の振興に取り組んでいる。
 芝が「鳥取方式の芝生化」により注目されている今、県が育成した高付加価値型の日本芝を利用した販路拡大と、需要に対応した鳥取芝の生産振興を図る。 

(2)現状と背景
○鳥取県は全国第2位の芝産地で、県中西部で高品質の芝を産出している。栽培面積743ha、生産額は12億円で花き生産額の1/2を占める(平成19年農林水産統計調査)。

○芝を利用した屋上緑化や校庭芝生化は、ヒートアイランドの防止効果が認められ、鳥取県でも校庭等の芝生化を促進するため、「鳥取方式の芝生化促進プロジェクト」が進められている。主にゴルフ場や公共工事に利用されていた本県産の芝にとって、新たなマーケティングの拡大が見込まれている。

○平成21年度、鳥取県芝生産指導者連絡協議会と県が共同で「鳥取芝振興ビジョン」を策定予定。

(3)課題
○本県産芝の主力である日本芝による校庭芝生化は施工経費が嵩むことから導入が敬遠されている。

○生育が旺盛なノシバ「グリーンバードJ」が県園芸試験場で育成されたが、活用場面の検討やPRが必要。

○校庭芝生化に適するバミューダグラス「ティフトン」が他の芝に混入し、品質低下を招くのではないかという懸念を生産者が持っていることから、その不安を払拭することにより、洋芝(ティフトン)、日本芝(グリーンバードJ)双方の生産拡大に取り組む環境を整える必要がある。
            
<目標>
●ノシバ従来品種を「グリーンバードJ」に更新→出荷量の増大を図る。
●「ティフトン」の生産を需要に合わせて拡大する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(新規)
●鳥取県では、昭和33年に芝の生産を開始。
●生産者と指導者、行政が一体となって生産拡大に取り組んだ(鳥取県芝生産指導者連絡協議会)。
●黒ぼく土壌で生産した本県産の芝は高品質の芝として取引され、県園芸試験場を中心に高品質生産技術の開発が行われてきた。
●併せて、鳥取県に適したオリジナル品種の作出が望まれ、県園芸試験場において品種育成が進められた。
●バミューダグラスに関する試験はこれまで行われていない。

これまでの取組に対する評価

●県園芸試験場において県オリジナル品種ほ育成、平成20年3月シバ「グリーンバードJ(仮称)」を品種登録申請。
●平成21年6月には、鳥取県は県内芝生産組織8社と許諾契約を結び、県内での生産が始まり、消費宣伝について県の援助が求められている。

財政課処理欄


     鳥取方式の芝生化促進プロジェクトと調整を図りながら事業を実施して下さい。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 4,044 0 0 0 0 0 0 0 4,044

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 4,044 0 0 0 0 0 0 0 4,044
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0