事業概要
平成23年春に開通予定の(仮称)大山高原スマートIC(以下、SICという)を発着点とし大山山麓の観光地に至る関連道路に観光地までの『距離』や『所要時間』を標示する案内板を設置し、周遊旅行客の円滑な誘導を行う。
事業の目的、背景、効果等
○本SICから桝水高原や大山寺といった大山観光の拠点地区に至る路線には、目的地を表示した案内標識は設置されているものの、具体的な所要時間等を示した表示はなく、初めて大山を訪れた方には十分分かりやすい状況とはいえない。
○本SICの開通が呼び水となって、大山西麓地区への観光客の増加が期待される。
○本SICが大山観光の玄関口であることがアピールでき、だんだんと拠点地区に近づいていくワクワク感をデザイン化した案内板で演出することで、大山の魅力再発見と観光客の増加に繋がる。
○旅行客の持つ“大山って遠いのかな”という躊躇する気持ちを『時間』、『距離」を明確化することで払拭し、気軽に大山を訪れやすい環境を整えることで滞在時間の延長を狙う。
○大山パークウェイと接続し、より広域的な旅行経路に組み込むことが可能。
事業内容及び所要経費
◎ 事業費C=2,400千円
[内訳]対象路線:@県道米子丸山線 1.0 km
A県道名和岸本線 1.0 km
B県道大山寺岸本線 3.5 km
C大山口T大山線 2.8 km
延長合計 8.3 km → 8基
主要分岐点 → 6基 ⇒ 合計14基
所要経費:標識設置費 = 14基 × 150千円/基 = 2,100千円
・標識板設置[高さ0.8m×幅0.6m]=78千円/基
・標識基礎設置63千円/基
・交通誘導等経費9千円/基
デザイン費 = 300千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○H21年3月に県・国・関係市町村・関係団体(高速道路会社、警察、消防)で構成する『地区協議会』を設立。
○H23年春の供用開始を目標とし、道路詳細設計と地元及び各関係機関調整を実施中。
○スマートICへの既存道路からの誘導方法については、各道路管理者間で検討中。
これまでの取組に対する評価
○地区協議会での検討を経て、道路構造を決定。
○本事業で整備する標識類を含めソフト対策については今後も継続して地区協議会において、検討が必要。