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平成22年度予算
6月補正予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

EV人材育成カリキュラム開発事業

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商工労働部 産業振興総室 産学金官連携室  

電話番号:0857-26-7242  E-mail:sangyoushinkou@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 20,223千円 2,420千円 22,643千円 0.3人
20,223千円 2,420千円 22,643千円 0.3人

事業費

要求額:20,223千円    財源:単県   追加:20,223千円

知事査定:計上   計上額:20,223千円

事業内容

目的

本県では電気自動車を始めとするエコカー関連産業の集積を経済成長戦略の柱として取り組んでいる。産学官が連携して開発する人材育成カリキュラムにより、電気自動車(EV)技術者を育成し、県内電気自動車関連産業の集積を促進する。

背景・必要性

EV関連産業の県内への創出・集積強化のためには専門的な知識を持った人材が不可欠

    (1)先駆的EVメーカーの立地
       米子市内にEV開発・製造企業が進出
      (H23春操業開始。5年間で800人の雇用を予定
     →県内教育機関ではEV関連の教育・研究は充分ではなく、大量の雇用増に対応できない。
    (2)県内中小企業等への波及
     県内の関連企業(鳥取県次世代電気自動車共同研究協議会参画企業10社)による各種部品の供給、EVタウンの整備等により、平成32年にはEV関連産業全体でGDP350億円、雇用2,000人の増加を見込む(経済成長戦略)。
     →県内中小企業がEV関連産業に参画するためには、専門知識を備えた人材が不可欠。
    (3)企業単独での人材育成は困難
     EVや、その周辺部品の生産には専門的・先端的な関連知識・技術を持った人材が不可欠であるが、EVは新たな産業分野であり、企業が単独でそのような人材育成を行うことは困難である。
     →そこで、産学官が連携した人材育成カリキュラムの構築が必要。

補正要求額

 特別旅費 
カリキュラム開発委員旅費
1,196千円
導入講義講師旅費
144千円
報償費
カリキュラム開発委員会謝金
303千円
導入講義講師謝金
80千円
委託費
企業・大学へのカリキュラム開発委託
18,500千円
合計
20,223千円

事業概要


<H22年度>
○EV人材育成カリキュラムの開発
 ・カリキュラム開発委員会の開催(1,499千円)
 県内外の学識経験者、企業関係者、行政関係者からなる委員会を設置し、分野ごとの学習項目と達成目標、コマ数、開発機関等について検討。(旅費、謝金)
 
 ・カリキュラム作成の委託(18,500千円)
 上記委員会で決定した内容に沿って、関連企業・大学に委託してカリキュラムを作成。(委託費)

○実証講義の実施
 ・先端的EV企業から講師を招いた導入講義(224千円)
 開講にあたり、県内大学等において、EV企業研究者による導入講義の実施(3校×2回)。(旅費、謝金)

 ・各大学等における実証講義(−)
 開発した教材の検証のために県内大学等において学生を対象とした講義の実施。

<H23年度以降>
年度
項 目
H23年度

2年間
企業・大学が行うEV関連人材育成を支援(産学が主体)
・大学・高専等で本格講義 (県は必要経費を補助)
・コーディネーターによる人材育成事業の運営
それ以降自立化(大学・高専等の自主事業化等)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

■鳥取県次世代電気自動車共同研究協議会の設立(平成22年2月)
 (株)SIM-Drive(慶応大発ベンチャー)が行う電気自動車開発共同研究事業に参加するため、県、産技センター、県内企業10社により上記協議会を設立。県内中小企業への先端的なEV関連技術・知識の導入を支援することで、県内にEV産業の創出を図っている。

■先駆的EVメーカーの立地(平成22年3月)
 (株)ナノオプトニクス・エナジー社と米子市・鳥取県が協定を締結。
同社は米子市内にEV生産工場を整備するため、5年間で230億円を投資。高級スポーツEVを製造・販売し、5年間で約800人を雇用、平成27年度には約1千億円の年間売上を目指す計画。

■経済成長戦略での位置付け(平成22年4月)
 本県経済の10年後に目指す姿を示した「鳥取県経済成長戦略」において、EVを含むエコカー関連産業を優先的・重点的に取り組むべき成長分野の一つとして位置付けた。
・EVメーカーの新規立地によるEV関連産業の創出
・EV産業への各種部品供給による既存電機電子産業の競争力強化
・EVタウンの整備(実証実験)
等により10年後の目標を下記のとおり設定。
「エコカー生産10万台/年=GDP増加 約350億円=雇用創出2千人

これまでの取組に対する評価

「先駆的EVメーカーの立地」により、県内のEV関連産業集積の中心的役割を果たす基盤が形成された。
また、「鳥取県次世代電気自動車共同研究協議会の設立」等により、県内中小企業がEV関連産業への参入を検討する等、県内にEV関連産業の集積を形成するハード面での条件は整いつつある。

鳥取県経済成長戦略で目標とする10年後に雇用創出2千人を達成するには、EV関連産業を動かす人材が不可欠だが、現在県内ではEV関連人材の体系的な育成は行われておらず、人材の供給体制が不充分である。

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 20,223 0 0 0 0 0 0 0 20,223
保留・復活・追加 要求額 20,223 0 0 0 0 0 0 0 20,223
要求総額 20,223 0 0 0 0 0 0 0 20,223

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 20,223 0 0 0 0 0 0 0 20,223
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0