1 事業内容
岩美町では、旧岩美病院をアーティストの作品制作のアトリエとして、旧医師公舎をアーティストの滞在施設として整備し、アーティストが滞在し創作活動を行うアーティストインレジデンスができる環境整備がなされたところ。
また、22年3月には、文化庁の地域文化芸術振興プラン推進事業(単年度事業)を活用して、岩美町において国内外からアーティストを招聘して国際現代美術展を開催することとしている。
平成22年度には県、町、地元住民との協働による実行委員会により、山陰海岸ジオパークにつながる自然をテーマとした展示会をアーティストインレジデンスにより開催することとしており、その事業効果を考慮し、開催経費の一部を支援するもの。
2 要求内容
総事業費 3,000千円
(内訳)
県補助金額 2,900千円
岩美町補助金額 100千円
(参考)岩美町の施設改修経費
岩美町の旧岩美病院(H19 400千円)・旧医師公舎の改修経費(H21 2,500千円) 合計2,900千円
3 アーティストインレジデンス事業
事業内容 |
・レジデンス(アーティストが岩美町に滞在し、作品創作現場を公開)
・展示会(山陰海岸ジオパークなどにつながるような自然をテーマとする。)
・レジデンス期間中に学校等と連携したワークショップを開催 |
実施主体 |
アーティストインレジデンス実行委員会(仮称)
〔体制〕
・アーティスト(作品創作、交流会、ワークショップ実施等)
・地元住民(創作活動支援ボランティア等)
・岩美町(施設無償貸与、事業費支援、事務局運営)
・鳥取県(事業費支援) |
事業費 |
3,000千円 |
4 事業実施による効果
○アーティストが定期的に岩美町に滞在し創作活動を行うなど、アーティストインレジデンスを数年継続することで、将来的には、岩美町にアーティストの移住・定住へとつながる取組となることを期待。(なお、県による支援は3年間とし、その後は岩美町独自の取り組みへ移行する予定)
○山陰海岸ジオパークや岩井温泉などの既存の観光資源に加えて、自然と調和した現代美術の文化による魅力を加えて、さらなる観光面での効果を期待。