1 事業概要
DV、ストーカー、自殺企図者等の多種・多様、かつ、複雑化している相談情報をデータベース化し、組織的な情報の共有化を図り、迅速・的確な対応を取ることにより、相談者及び関係者の安全を確保しようとするもの。
2 課長要求と査定
(1) 課長要求
平成23年4月から運用開始するため、サーバ機器、プログラム開発等について、平成22年度中に公告、入札し、5年リースにより導入することから債務負担行為を設定するもの。
リース期間: H23.4.1〜H28.3.31の5年間
債務負担行為額: 63,140千円
(2) 査定
・ゼロ(債務負担行為を認めない)
・出力様式の簡略化等により既存のノーツDBを利用を検討してください
3 部長復活内容
【変更内容等】
・県内企業でも構築可能なため県内企業から見積り
・出力様式の一部を廃止又は簡略化(CSV出力)
・裁判所へ提出する様式として全国統一された帳票があるため課長要求同様にWebシステムで構築(ノーツでは出力不可)
【事業費】
(1)システム機器・ソフト保守リース(5年間総額)
25,095千円(5,019千円/年)
(2)その他
端末、回線は既設設備を利用するため不要
4 目的と効果
(1)データベース化した情報をトリピーネット端末で照会・検索することで、組織的な情報の共有化を可能となり、迅速・的確な対応により相談者等の安全を確保する。
(2)業務責任者が相談内容及びその後の対応を監視(確認)することで、随時アドバイスが可能となるだけでなく相談に対する対応の滞りを排除できる。
(3)相談内容や経過措置のデータベース化により、類似相談等に対する対処方策を検討できる。
(4)相談業務の効率化が図れ警察官の負担を軽減することができ、人員を事件捜査に振り向けられる。
5 構築スケジュール
区 分 | 内 容 |
平成22年6月末までに | 仕様書作成、他部局との協議 |
平成22年7月〜9月 | 調達公告 |
平成22年9月 | 入札 |
平成22年10月〜 | 機器調達、システム開発 |
平成23年2月〜 | テスト、試験運用 |
平成23年4月〜 | 保守リース開始(本運用開始) |
6 安全相談件数
区 分 | H20年中 | H19年中 | H18年中 |
警 察 本 部 | 1,056件 | 1,104件 | 1,049件 |
警 察 署 | 7,938件 | 8,892件 | 9,279件 |
計 | 8,994件 | 9,996件 | 10,328件 |
債務負担行為要求書
警察本部会計課 (単位 : 千円)
(種 別)
事 項 | 期間 | 区 分 | 限度額 | 財源内訳 | 説 明 |
国庫 | 起債 | 使手料 | 一般財源 |
(賃借料)
警察本部費
(警察安全相談システム整備事業)
[警察安全相談システム賃借料] | 平成
23〜27
年度 | 要求総額計 | (25,095)
25,095 | | | | (25,095)
25,095 | 平成23年4月運用開始する警察安全相談システムについて、保守込みリースを行うもの。
リース期間
23.4.1〜28.3.31 |
年
度 | 平成23年度 | 5,019 | | | | 5,019 |
平成24年度 | 5,019 | | | | 5,019 |
平成25年度 | 5,019 | | | | 5,019 |
平成26年度 | 5,019 | | | | 5,019 |
平成27年度 | 5,019 | | | | 5,019 |