現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 県土整備部公共の名和ICアクセス道路(県道旧奈和西坪線)騒音対策事業
平成22年度予算
6月補正予算 公共事業  部長要求      支出科目  款:土木費 項:道路橋りょう費 目:道路橋りょう維持費
事業名:

名和ICアクセス道路(県道旧奈和西坪線)騒音対策事業

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県土整備部 西部総合事務所県土整備局 計画調査課 計画調査課設計調査班 

電話番号:0859-31-9725  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 32,000千円 0千円 32,000千円 0.0人
32,000千円 0千円 32,000千円 0.0人

事業費

要求額:32,000千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:32,000千円

部長査定:計上   計上額:32,000千円

事業内容

事業の経過

●山陰道の開通により名和ICと国道9号のアクセス道となった県道旧奈和西坪線の交通量は、開通前の数百台/日から11,000台/日(うち大型車 約25%)と急増し、自動車騒音等、沿道環境は大きく変化した。

     このため、沿道の住民から騒音・振動等を低減するための対策を求める声が多く寄せられた。

    ●県は、西部総合事務所長の主催で関係機関(国、県、県警、町、関係県議会議員)の対策会議を行い、それぞれが連携して速度抑制対策、低騒音舗装などの騒音対策を行った。
     ・速度抑制、交通安全対策の実施
      県:舗装補修(段差解消)、ライン処理(外側、減速マーク等)、カーブ予告板、注意喚起看板、反射材、自発行縁石鋲、パトライト等
      県警:追い越し禁止黄色ライン、警察車両による重点パトロール、速度取締り等
      国:遮光植栽、大型注意喚起看板、パトライト

     ・騒音対策の実施
       低騒音舗装工事の完了 名和インターから9号まで
         L=1350m(国:450m、県:900m)

    ●騒音測定結果(測定箇所:山陰道入口)

    舗装補修、反射材設置後ライン処理等、取締り等黄色ライン、大型看板、低騒音舗装後 環境基準
      昼 間 70.2db 68.7db 64.3db  70db
      夜 間 68.3db 66.6db 60.3db  65db

事業の必要性

●低騒音舗装等により、環境基準を満足したが、低騒音舗装は騒音を吸収する空隙が目つまりして、年々効果が落ちていく。
 そのため山陰道の開通予定の平成20年代後半までの低騒音舗装の効果を平成21年度にシミュレーションした結果、低騒音舗装の効果が低減し、環境基準を超過する区間が部分的に出てくるため、対策工法の検討を行った。
 その結果、低騒音舗装の効果を維持するために打替え(2回)を行うより、基準を超過する一部の区間に防音壁を設置することで、開通までの間、経済的に環境基準を満足することができる検討結果が平成22年3月末に取りまとまった。
 現在、山陰道の予算が不透明な状況の中、将来いずれ必要な施設であれば、できるだけ早期に設置し、住民の負担軽減を図るよう今回補正要求するものである。
 
 なお、継続的な騒音・振動及び交通量調査等は住民との約束事項となっている。

事業の目的

抜本的な解決策は山陰道の延伸であり、国、県、町が全力を挙げて取り組んでいく。
 しかしながら、山陰道延伸までの間は名和ICアクセス道路の騒音対策効果を持続させるなど沿道住民の生活環境を守る必要があるため、効果的な騒音対策を実施する。

事業内容


1.騒音・振動調査・交通量調査   6,000千円
2.防音壁設置(L=123m)       32,000千円(今回追加)
    合    計           38,000千円

復活理由

<査定内容>
 騒音に係る環境基準値を下回っている現時点では、緊急に事業を実施する必要性は低いと考えます。22年度に実施する騒音等調査の結果を踏まえ、再度事業の必要性を検討してください。

<復活理由>
 これから夏を迎え、窓が開けたくとも開けられない事態が予測されることで、住民の不満の増大が懸念される。
 夏までに、防音壁が設置できなくとも県の方針を説明し、住民の理解を得る必要がある。


箇所表

(単位:千円)

NO  新規/継続 区分 事業箇所 全体計画 当年度要望 備考
事業概要 期間 事業費 事業概要 要求額
(うち国庫)
査定額
(うち国庫)
前年度予算額
当年度以降残
001    継続
名和ICアクセス道路(県道旧奈和西坪線)
(一)旧奈和西坪線      
御来屋            西伯郡 大山町        
騒音対策                              H22-H22 38,000 騒音対策                              32,000
(0)
32,000
(0)
0
0
                                 
要求額合計 32,000 (うち国庫 0)
  査定額合計 32,000 (うち国庫 0)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
県は、西部総合事務所長の主催で関係機関(国、県、県警、町、関係県議会議員)による対策会議を行い、速度抑制対策について合意し、それぞれが連携して工事施工、重点取締りを実施した。

 ・速度抑制、交通安全対策の実施
  県:舗装補修(段差解消)、ライン処理(外側、減速マーク等)、
    カーブ予告板、注意喚起看板、反射材、自発行縁石鋲、パトライト等
  県警:追い越し禁止黄色ライン、警察車両による重点パトロール、速度取締り等
  国:遮光植栽、大型注意喚起看板、パトライト

 ・騒音対策の実施
   低騒音舗装工事の完了 名和インターから9号まで
     L=1350m(国:450m、県:900m)

 ・騒音及び振動測定

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組に対する評価
対策の結果、環境基準はクリアーでき、一定の効果があったことは地元住民も認めている。しかし、現状の騒音について更なる軽減対策を行うよう地元から強い要望がでている。今後も、騒音調査を継続的に行って対策の効果と持続性を検証し、状況に応じて必要な対策を検討する必要がある。

財政課処理欄

 地域活性化・公共投資臨時基金繰入金を充当します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 32,000 0 0 0 0 0 0 0 32,000
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 32,000 0 0 0 0 0 0 0 32,000
要求総額 32,000 0 0 0 0 0 0 0 32,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 32,000 0 0 0 0 0 0 32,000 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0