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平成22年度予算
6月補正予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

飼料米導入機器整備支援事業

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農林水産部 畜産課 企画・中小家畜係  

電話番号:0857-26-7831  E-mail:chikusan@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 8,952千円 1,614千円 10,566千円 0.2人
補正要求額 6,475千円 0千円 6,475千円 0.0人
15,427千円 1,614千円 17,041千円 0.2人

事業費

要求額:6,475千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:6,475千円

部長査定:一部計上   計上額:1,333千円

事業内容

事業概要

飼料米の集出荷・利用を開始するうえで、新たな機械・器具が必要となり大きな障害となっているため、初期投資の軽減が図られるよう支援を行なう。

復活要求理由


    ○飼料米の集出荷側(農協)・利用側(畜産農家等)が、「鳥取県飼料米推進協議会」で協議を重ね、取引条件等についてお互いが歩み寄りながら、平成22年3月末時点で、ようやく取引合意に至った。

    ○今年度の飼料米栽培による戸別所得補償は、国から生産者に直接支給されるものであり、生産者の低コストに向けた努力により収益確保を行っていくのに対し、飼料米を集出荷する農協や保管・利用する畜産農家への支援は無く、初期投資については、お互いの努力で解決するのは困難であるため、集出荷側への支援は必要。

    ○飼料米の取り組みについては、集出荷側(農協)の対象地域・利用側(畜産)の農場の大半が複数市町に点在し、市町村が補助することに理解が得られない。

事業内容

<対象機器>
  飼料米の集出荷・保管・利用に必要な機械・器具
 (1)飼料米の集出荷:
    カントリーエレベーターのもみ出口の整備 等
 (2)飼料米の保管・利用:
    保管タンク、粉砕機、添加機、計量器 等

<対象者>
  県産の飼料米を流通・利用する団体・農家等

<補助率>
  県:1/2

<事業実施期間>
  平成22年度

要求額


 要求額:15,427千円(所要経費×1/2)

 所要経費:

組織名
機械・機器名
総額(千円)
A
カントリーエレベーターのもみ出口の整備
2,000
B
カントリーエレベーターのもみ出口の整備、ライスセンターのくず米混合経路の整備
2,000
C
保管タンク・添加機・タンク投入機
4,704
D
保管タンク・添加機・粉砕器・計量器等
15,450
E
添加機
1,500
F
保管タンク・添加機・粉砕器
4,400
G
保管タンク
800
合計
30,854

背景


○飼料米は、国の施策で平成22年度の戸別所得補償モデル対策の新規需要米として位置付けられ、県では、飼料米の集出荷側・需要側の取り組みが進むよう、総合農協、鳥取県畜産農協、畜産農家をメンバーとした「鳥取県飼料米推進協議会」で情報提供と個々の課題解決の支援を行っている。

財政課長査定結果


<査定結果>  8,952千円(要求額15,427千円)
<査定コメント>
  生産者側については、飼料米栽培により戸別所得補償
 8万円/10アールが支給されることから、
  畜産業者のみの支援とし、補助率1/3(残り1/6は市町村  補助)とします。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<取組状況>
○平成21年度、水田の有効活用を目的とし、家畜飼料のトウモロコシに代わる飼料原料として飼料米を生産し、家畜への給与までの仕組みづくりをモデル実証した。

○鳥取県飼料米推進協議会を立ち上げ、以下の取り組みを行った。
  ・モデル事例、試算値等の情報提供。
  ・需要側、供給側の具体的条件提示。
   (もみ・玄米の別、生産経費、希望価格など)
  ・個別の課題協議。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
○畜産農家が、家畜飼料の原料となるトウモロコシに替えて飼料米の利用に踏み切る場合、新たな経費が必要となるとともに、畜産物の有利販売については、始めたばかりで消費者の認知度が低く、定着させるための取り組みが必要であることがわかった。

○各地域で、需要側と供給側の価格差を埋める交渉が行われており、協議中の団体・個人の飼料用米要望量244.8haに対して、78.5%(192.1ha)の栽培を確保(H22.4.15時点)

財政課処理欄

   

 飼料米の取組が始まったところであり、安定的な流通確保のための支援として、平成22年度に限り生産者及び畜産業者への支援を
行うこととしますが、市町村にも税収や雇用の面での恩恵もあることから、県負担率は1/3とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 8,952 0 0 0 0 0 0 0 8,952
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 6,475 0 0 0 0 0 0 0 6,475
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 6,475 0 0 0 0 0 0 0 6,475
要求総額 15,427 0 0 0 0 0 0 0 15,427

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,333 0 0 0 0 0 0 0 1,333
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0