とっとり発スマートグリッド構築検討事業

　自然環境、人口規模、技術等、本県の地域特性を活かした“とっとり発”エネルギー地産地消モデルを構築し、システム全体をパッケージとしたビジネス展開の可能性を模索するために、県内外の有識者による検討会を開催する。
○構成メンバー（案）
電気自動車メーカー、車載用情報端末製造メーカー、二次電池関連メーカー、エネルギー供給事業者等、ソフトハウス、充電ステーション整備事業者　等
○検討会の開催
５回程度（７月〜１１月）
○検討項目（案）
・系統電力との再生可能エネルギーの相互補完方法
・EVの活用を含めたエネルギーマネジメントシステムの構築
・スマートメータ等による「見える化」の検討　　など
　　
（２）先進地視察　（１，０３６千円）
　スマートグリッドについて先進的な取り組みを行っている地域を視察することにより、本県での取り組みに活用する
○視察先候補地
青森県八戸市
※八戸市では、NEDOの委託事業として、小規模ながら自営線を用いたほぼ独立した電力需給システムを構築し、電力系統に依存しない高品質な電力供給を目標に、実証研究を実施（H15〜H19)
○訪問者
県内の事業者を中心とした訪問団を構成（６名）
＜用語補足＞
ＮＥＤＯ：独立行政法人　新エネルギー・産業技術総合開発機構

商工労働部と生活環境部の棲み分け

○商工労働部・・・主に供給サイド
再生可能エネルギーの供給側の視点からスマートグリッドのあるべき姿について議論
○生活環境部・・・主に需要サイド
ＥＶに対する充電ステーションのネットワーク化など、エネルギーの需要側の視点から議論