現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 教育委員会の伝統芸能等支援事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:文化財保護費
事業名:

伝統芸能等支援事業

将来ビジョン関連事業(楽しむ/価値実感生活)

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

教育委員会 文化財課 文化財係  

電話番号:0857-26-7525  E-mail:kyouikubunka@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 3,150千円 1,614千円 4,764千円 0.2人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 3,150千円 1,614千円 4,764千円 0.2人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 2,468千円 1,657千円 4,125千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,150千円  (前年度予算額 2,468千円)  財源:単県 

課長査定:計上   計上額:1,031千円

事業内容

1 概要

無形民俗文化財の保存伝承を図るため、保存団体の保存伝承活動への支援を行う。

2 事業内容

*( )内は前年度予算額

    (1)民俗芸能保存伝承支援事業

    @民俗芸能フォーラムの開催【継続】 255千円(318千円)

    民俗芸能を保存伝承していくためのよりよい方策を、事例報告や意見交換を行う中で各保存団体が共に模索し、問題解決の手がかりを探ることを目的とする。

    • テーマ 学校・公民館と連携した民俗芸能の後継者育成活動について(案)
    • 開催時期:平成22年12月頃

    A伝統芸能功労団体賞知事表彰の実施【新規】 110千円(150千円)

    県や国の補助事業・助成事業(例:地域民俗芸能再生事業、伝統文化子ども教室事業)を活用するなど、子ども達をはじめとする後継者育成を熱心に行い、その成果の披露を行っている団体を表彰する。[文化政策課より再移管]

    • 被表彰者数:2団体程度
    • 表彰内容 :表彰状、記念品(例年、県内の伝統工芸品を授与)
    • 表彰時期 :郷土の民俗芸能大会開会式(平成22年秋頃)
    • その他  :被表彰団体には郷土の民俗芸能大会への出演の場を用意する

    B中国・四国ブロック民俗芸能大会への民俗芸能団体派遣【新規】 596千円(561千円)

    中国・四国ブロック各県教委が実行委員会を務める同大会に、鳥取県を代表して1団体を派遣し、民俗芸能の保存・振興・文化の交流に役立てる。[文化政策課より再移管]

    • 大会名 :第52回中国・四国ブロック民俗芸能大会
    • 主催等 :第52回中国・四国ブロック民俗芸能大会実行委員会、開催地教育委員会
    • 開催時期:平成22年秋頃
    • 開催場所:広島県
    • 派遣団体:1団体
(2)保存団体への補助・助成

@地域民俗芸能再生事業【継続】 2,154千円(1,439千円)

地域と子どもたちの交流に基づく、民俗芸能の保存伝承活動等の団体活動を支援。

補助対象
補助率
平成22年度
(平成21年度)
子ども団体への演技指導費定額100千円
14件
(11件)
子ども団体の用具購入・補修費経費の1/2
(上限500千円)
4件
(1件)
子ども団体の県外公演に係る旅費・用具運搬費経費の1/2
(旅費上限 250千円
用具運搬上限 50千円)
1件
(1件)


Aふるさと文化再興事業マスタープラン作成【新規】 35千円(0千円)

 文化庁が実施するふるさと文化再興事業において、平成23、24年度マスタープランを作成する。マスタープランの作成にあたっては、鳥取県文化財保護審議会無形文化財・民俗文化財部会委員の指導を仰ぐ(文化財保護指導費対応)

<マスタープラン>

  • @県内の拠点地域(一又は二以上の市町村を範囲とする地域とする)一箇所を選定、A拠点地域以外で伝承されている伝統文化から保存・活用のため緊急に支援する必要がある伝統文化を選定し、事業の対象とする伝統文化の現状と課題、今後の保存・活用方策に関してまとめたもの。
  • 当プランで選定した伝統文化の伝承者等の養成」、「用具等の整備」、「映像記録等の作成」の各事業経費に対して、国が助成する(ふるさと文化再興事業地域伝統文化伝承事業、助成率10/10)

3 現状と対策

無形民俗文化財=各地域の文化や歴史を生き生きと語ってくれるもの
 → 文化財的観点のみならず、地域振興・観光の核としても注目されている。

<主な問題点>

  • 過疎化・少子高齢化による担い手不足
  • 文化財の保持に必要な用具等の老朽化
  • 社会変化に伴う価値基準の変化による伝承意欲の低下
  *各団体の抱える問題や望ましいあり方は多様

<対策>
  • 保存伝承について検討する場を提供
  → 3(1)民俗芸能保存伝承支援事業 @民俗フォーラム
  • 外部評価による保存伝承意欲向上の支援
  → 3(1)民俗芸能保存伝承支援事業
         A伝統芸能功労団体賞知事表彰
         B中国・四国ブロック民俗芸能大会派遣
  • 各団体の行う後継者育成活動を支援
  → 3(2)保存団体への補助・助成
  • 用具整備等に利用できる補助・助成制度の活用、周知
→ 鳥取県文化財等保存・保護事業(文化財助成費参照)
      3(1)民俗芸能保存伝承支援事業 @民俗フォーラム


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

無形民俗文化財の保存伝承を図るため、保存団体の保存伝承活動への支援を行った。
・民俗芸能フォーラムの開催
・地域民俗芸能再生事業による助成(13件)

これまでの取組に対する評価

・民俗芸能フォーラムの参加者数:16団体38名−日頃横の繋がりの薄い民俗芸能の保存団体が一同に集まり、民俗芸能を保存伝承していくためのよりよい方策について有益な意見交換ができた。
・地域民俗芸能再生事業による助成−適切に補助金事務を行った。
・フォーラム以外においても、市町村と連携を取りながら、各保存団体が抱える問題と向き合うことによって、民俗芸能を支える人たちの生の声に触れることができ、今後の方策を検討する上で重要な示唆を得た。

財政課処理欄

 地域民俗芸能再生事業費補助金について、後継者育成の観点から数年間助成を継続する必要性は理解できますが、適切な一定の期限を設けた助成を行うべきであると考えますので、市町村との役割分担も含めて、再度整理をしてください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,468 0 0 0 0 0 0 0 2,468
要求額 3,150 0 0 0 0 0 0 0 3,150

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,031 0 0 0 0 0 0 0 1,031
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0