現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 農林水産部のナラ枯れ被害緊急対策事業
平成22年度予算
9月補正予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:森林病害虫防除費
事業名:

ナラ枯れ被害緊急対策事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

農林水産部 森林・林業総室 森林づくり推進室  

電話番号:0857-26-7298  E-mail:sinrinringyo@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 5,499千円 807千円 6,306千円 0.1人
5,499千円 807千円 6,306千円 0.1人

事業費

要求額:5,499千円    財源:国1/2  (要求額の内訳)  追加:5,499千円

部長査定:計上   計上額:5,499千円

事業内容

1 要求理由

被害量の激増に対応し、県西部への被害拡大を防止するため、被害先端区域における拡大防止対策を集中的かつ緊急的に実施することとし、当該区域における被害木駆除に要する経費を追加する。

    ○ 梅雨明け後の高温状態の継続により、被害量は7月末時点で既に前年度の186%と激増しており、8月以降もさらに被害が増えることが予想される。
    ○ 被害先端区域における被害木の徹底駆除を集中的に実施することにより、被害の西進を阻止する。

2 要求事業の内容

《被害木駆除に係る事業量・事業費の追加》
(単位:千円)
区域別
実施主体
事業量
事業費
予算額
負担内訳
市町村
先端区域
大山町
100本
830
830
415
415
湯梨浜町
150本
1,245
1,245
622
623
三朝町
200本
1,660
1,660
830
830
鳥取市
210本
1,764
1,764
882
882
合計
660本
5,499
5,499
2,749
2,750

    ○ 被害先端区域における被害木の徹底駆除により、大山方面への被害西進を阻止 【補助率10/10】
        自然公園や文化財等県の重要な自然環境、資産、景観等を有する森林に向け、ナラ枯れ被害発生の最先端に当たる次の区域
       ○被害先端部から東方約2キロメートル程度の範囲の区域
       ○被害先端区域以西で、局所的に被害が発生している区域

3 緊急対策の必要性

○ 大山周辺等の高標高にあるミズナラは、ナラ枯れに非常に弱いため、被害先端区域における徹底駆除を行うことにより、県西部への拡大を食い止めなければならない。
○ 被害拡大防止対策上、広範囲なエリアを捉えて対策を講じるのは県の役割と考えており、被害先端区域における対策については実施市町村に負担を求めないこととしているところ。
○ 空中散布のような効率的な防除方法がないため、被害拡大対策としては現在の方法がベスト。被害先端区域における市町村の理解を得て対策を講じていることにより、被害の西進が抑えられているところ。



<被害発生状況>

                      
     

                     
     


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1 ナラ枯れ被害について
・本県におけるナラ枯れ被害は、平成2年に初めて確認され、平成21年には2,952m3(対前年比:160%)と増加し、県内8市町で被害が発生している。

2 ナラ枯れ対策について
・平成19年度から、県が設置している、「鳥取県ナラ枯れ被害対策協議会」で、国有林・県・関係市町が連携して被害木の駆除に取り組むことを確認。
・平成21年度から、被害先端区域を指定し、県がヘリコプターとGPSを活用して被害木の所在箇所を座標特定する被害木調査を実施。
・調査結果に基づき、徹底駆除を行う市町村を支援。また、平成22年度からは前年度の被害木周辺における健全木に粘着材を設置して虫を捕獲する予防事業も実施。

これまでの取組に対する評価

・新たに被害が拡大した市町については、鳥取県ナラ枯れ被害対策協議会をとおして、対策実施の理解を得ている。(H21:大山町、湯梨浜町)

・被害先端区域に位置する市町村、県、国有林による「ナラ枯れ被害拡大防止対策プロジェクト会議」をとおして、先端区域における被害対策の徹底を確認しており、被害の西進を食い止めているところ。

・空中からの被害木調査をすることで地上からは確認ができない奥地での被害木の確認が可能となり、効率的な被害木特定が可能となった。

・薬剤散布のように効率的な防除方法はないが、単木的な被害木の駆除と予防の組み合わせにより、被害拡大防止を図っている。

財政課処理欄

 

今回は緊急被害対策として実施します。
平成21年度からナラ枯れ被害先端区域への徹底駆除を行ってきましたが、被害西進の食い止めには至らなかったことから、他市町村との均衡を図るため、被害先端区域の集中防除市町村負担なしの徹底駆除は平成22年度で廃止します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 5,499 2,749 0 0 0 0 0 0 2,750
保留・復活・追加 要求額 5,499 2,749 0 0 0 0 0 0 2,750
要求総額 5,499 2,749 0 0 0 0 0 0 2,750

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 5,499 3,061 0 0 0 0 0 0 2,438
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0