これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【街頭犯罪等抑止総合対策の推進】
街頭犯罪や侵入窃盗、振り込め詐欺を重点とした犯罪抑止及び検挙対策を推進するとともに、自治体、関係機関・団体、ボランティア等との協働等官民一体となった活動を推進し、安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目指す。
【少年非行防止・保護総合対策の推進】
パトロール活動及び少年警察ボランティアや学校関係者との連携・協働した街頭活動を強化した。
これまでの取組に対する評価
【犯罪の抑止】
犯罪の各種抑止対策を推進した結果、平成20年中の刑法犯認知件数は6,005件であり、平成20年末までに6,000件以下に減少させるという目標に僅かに及ばなかった。今後も官民一体となった活動を推進し、安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目指す。
【少年非行防止・保護対策の推進】
平成20年は不良行為少年の補導人員は減少したが、万引き、自転車盗等の初発型非行による検挙人員が増加した。
平成20年は刑法犯全検挙人員に占める犯罪少年の比率が前年を上回ったほか、人口千人当たりの犯罪少年の検挙人員も前年を上回り、成人被疑者の人口千人当たりの検挙人員に比べると約5倍と依然として高いことから、引き続き、将来を担う少年の規範意識向上に向けた各種非行防止対策を強力に展開していく必要がある。