これまでの取組と成果
これまでの取組状況
交番・駐在所は地域住民にとって「警察の窓口」であるが、空き交番・空き駐在所の問題が生じていた。県警察では、平成17年4月に警察力強化のため警察署・交番・駐在所を再編し、交番、駐在所の数については、交番が21所から16所に、駐在所が122所から87所となった。これにより、各交番、駐在所の勤務員を本来の業務である巡回連絡や地域パトロールに専従させるとともに、全所にミニパトを配置して機動力を高めている。
交番・駐在所の数は減少したが、警察本部直轄の「自動車警ら隊」を新設し、県下全域にわたるパトロールを強化し、事件・事故などへも迅速に対応している。
これまでの取組に対する評価
パトロール等街頭活動を強化する等したことにより、平成15年に戦後最高を記録した刑法犯認知件数は、平成16年以降連続して減少している。しかし、治安情勢が比較的安定していた昭和40年代に比べると依然として高水準にあることから、今後もパトロール等街頭活動を強化、実施していく。