現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 企画部の「テイク オフ!とっとり」国際チャーター便促進支援事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:交通対策費
事業名:

「テイク オフ!とっとり」国際チャーター便促進支援事業

将来ビジョン関連事業(ひらく/人、物、情報の大交流新時代)/若手職員サブチーム関連事業()

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企画部 交通政策課 航空担当  

電話番号:0857-26-7099  E-mail:koutsuuseisaku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 7,500千円 2,420千円 9,920千円 0.3人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 7,500千円 2,420千円 9,920千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,500千円    財源:単県   復活:3,500千円  追加:4,000千円

知事査定:計上   計上額:7,500千円

事業内容

1 事業の目的

米子空港滑走路が2500mに延長されたことを機に、米子空港及び鳥取空港が北東アジアのゲートウェイとして重要な役割を果たせるよう、国際チャーター便の就航を支援することで、両空港の利用促進と国際化、国際交流の進展に資する。

    ◆米子空港の2500m化による遠距離、大型化のメリット活これまで直行できなかった地域(ハワイ、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア)へのチャーター便の就航促進
    ◆将来の定期便化を目指した取り組み
     これまで観光・交流実績の多い台湾や、今後 発展が見込まれる中国、東南アジア、ロシア沿海地方等をターゲットにチャーター便の実績を積み重ね、将来の定期便実現を目指す。
     (例)米子-ソウル便、宮崎−台北便の定期路線化

2 事業の概要

(1)「鳥取県発」国際チャーター便促進支援事業(復活)

(ア)制度

米子空港と鳥取空港の利用促進懇話会が各空港から出発するチャーター便を活用したツアーを企画・催行する旅行会社等に支援金を助成する場合にその一部を負担する。
○支援内容:ツアー客1名に付き5000円の支援
 限度額:座席数200席未満の機材による場合50万円
     座席数200席以上の機材による場合100万円  
      滑走路延長の効果
       大型機材就航(=就航範囲の拡大)の促進のため、中・大型機材便への支援を割増
○費用の負担割合  県1:市町村1

(イ)所要額 3,500千円(年間10回の実施を想定)
◆米子空港
    B767(国際仕様:遠距離飛行が可能なもの)クラス
         4回(200名×4回=800名)
    B737クラス2回(100名×2回=200名)
       5000円×1,000名=5,000千円 
   →県1:市町村1=県2,500千円:市町村2,500千円
◆鳥取空港
    B737クラス4回(100名×4=400名)
        5000円×400名=2,000千円 
   →県1:市町村1=県1,000千円:市町村1,000千円

(2)「ようこそ鳥取県」国際チャーター便促進支援事業(追加)

(ア)制度
米子空港及び鳥取空港を発着する海外からのチャーター便を活用したツアーを企画・催行する旅行会社等に利用促進団体を通じて助成する。
○支援内容:ツアー客1名に付き5000円の支援
○限度額 :チャーター便1機 50万円
○条 件 :・県内の宿泊施設で1泊以上の宿泊を伴うもの

      ・「鳥取県発」国際チャーター便促進支援事業の支援機利用は対象外

○加算措置:同一年度内に同じ旅行会社が複数回数チャーター便を利用したツアーを行う場合は、2回目以降10万円ずつ加算(100万円を上限)

(イ)所要額  4,000千円
   年間7回を想定

    @500千円×7回=3,500千円

    加算:3回1社300千円+2回2社200千円=500千円

鳥取・米子空港の国際チャーター便の最近の実績
〔アウトバウンド〕
年度
回数
行先
H20年度
5回
台湾3回(相互チャーター3回)
ウラジオストク1回(アウトのみ)
香港1回(アウトのみ)
H21年度
7回
台湾2回(相互チャーター2回)
中国2回(アウトのみ)
ホノルル1回(アウトのみ)8月以降に計画、支援策が後押し
済州島1回(相互チャーター)
マカオ1回(相互チャーター)

〔インバウンド〕
年度
回数
出発国
H20年度
3回
台湾3回(相互チャーター3回)
H21年度
4回
台湾2回(相互チャーター2回)
済州島1回(相互チャーター)
マカオ1回(相互チャーター)
※相互チャーターはアウトバウンドチャーターを活用したもの

〔プログラム〕
回数
出発国
鳥取県以外の国内目的地
H20年度
5回
台湾
岡山県3回、香川県2回
H21年度
4回
台湾
香川県3回、富山県1回

4 復活・追加理由

(1)空港利用促進策の柱となる施策として重要
●国際チャーター便の促進は、延長滑走路活用策の重要な柱
●本支援制度を材料に、旅行会社、航空会社への積極的なエアポートセールスを展開中(※21年度下期にできたばかり、制度を周知し、活用を促しつつある。)
◎2500メートル滑走路活用の具体的方策
 (ア)米子-ソウル便の一層の充実
    仁川空港を経由した世界への交通網の発展を目指す。
 (イ)アジア、ロシア沿海地方への直行チャーター便の就航
    将来の定期路線化への布石
 (ウ)北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなど2500m化により就航可能となった地域への直行チャーター便の就航促進

(2)アウトバウンドチャーター実施の機運の増大
本支援制度と記念ハワイチャーター成功を受けて、県内旅行会社の意欲が増大している。
記念ハワイチャーターの成功(販売開始から1か月で完売)には、新支援制度(9月補正)が大きな効果(旅行代金の引下げ効果、旅行会社の集客意欲の増大)

〔計画・検討中の国際チャーター便の就航先〕
◆2500m化により可能となるもの
 ・ベトナム、ハワイ(22年度実施を検討中)
 ・スイス、オーストラリア、アメリカ等
◇2000m滑走路でも可能なもの
  ○マカオ(3月実施:米子発)
  ○済州島(3月実施:鳥取発)
  ○上海、ウラジオストク
※本支援制度の存在が、この動きへの大きな後押しとなっている。(本支援制度の廃止はこうした国際チャーター便促進の動きにブレーキをかける危険性が高い。)

(3)アウトバウンドチャーターはインバウンドツアーの呼び水に
米子・鳥取空港への迎え便(空便)を活用し、インバウンドツアー(相互チャーター)が、実現しやすい。
※最近のチャーター便によるツアーはこの方法が主流
 3月のマカオ、済州島も相互チャーターとなる予定
(マカオ便の相互チャーター化は、エアポートセールスと観光プロモーションがうまくマッチングした好例)

(4)インバウンドチャーター誘致の促進
(ア)鳥取県(山陰)へ海外からの観光客誘致の促進観光プロモーションでは、海外旅行会社に商品造成を促すためのツールが必要
(イ)内での宿泊を条件することで、県内観光産業への効果が期待

5 総務部長査定

ロ: 定期便化など具体的な目標を定めた取り組みを検討し てください。

また、アウトバウンドのみならずインバウンドと一体となった積極的なチャーター便誘致を関係課と一体となって積極的に行ってください。



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

H21年度9月補正予算での新規取り組み。
12月19日のハワイチャーターは満席で実施された。

これまでの取組に対する評価

この事業に対する旅行会社の期待は高く、ハワイチャーターに続き、3月にはマカオチャーターも計画され、それに続く新たなアウトバウンドチャーターも検討されている。

工程表との関連

関連する政策内容

航空便の維持・増便、運賃低廉化等による利便性向上

関連する政策目標

チャーター便の促進

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 3,500 0 0 0 0 0 0 0 3,500
追加要求額 4,000 0 0 0 0 0 0 0 4,000
保留・復活・追加 要求額 7,500 0 0 0 0 0 0 0 7,500
要求総額 7,500 0 0 0 0 0 0 0 7,500

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 7,500 0 0 0 0 0 0 0 7,500
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0