これまでの取組と成果
これまでの取組状況
◆平成12年10月6日に発生した平成12年鳥取県西部地震により、被害を受けた事業者等を支援するため、平成12年鳥取県西部地震対策特別資金を創設し、この資金に係る信用保証料(0.8%)を融資の実行日から6年間は0%、6年経過後は0.4%にするため補助を行ったもの。
◆全融資案件が、6年経過する平成20年度には、補助率50%。
【平成12年鳥取県西部地震対策特別資金の概要】
○対象企業:平成12年鳥取県西部地震により、被災したことについて、商工団体の認定を受けた事業者
○対象経費:被害復旧に要する経費、当面必要となる運転資金
○貸付限度額:被害復旧に要する経費 5,000万円以内、当面必要となる運転資金 2,000万円以内
○貸付利率:融資の実行日から6年間は無利息。その後は、保証なし0.76%、保証付き0.66%
○信用保証料率:融資の実行日から6年間0%、その後は0.4%
○貸付期間:10年以内(うち据置2年)
○申込期限:平成12年10月12日〜平成13年9月28日まで
これまでの取組に対する評価
◆被害を受けた事業者等に対して、被害の復旧及び当面必要な運転資金を適切に供給できた。
◆鳥取県信用保証協会に信用保証料の減収相当額を県が補助する約束において、実施された制度であるため、全融資案件が制度の貸付期間内で完済されるまで継続する必要がある。
◆平成21年12月に公布・施行された「中小企業金融円滑化法」により償還猶予等が多く活用されたため、平成12年鳥取県西部地震対策特別資金の償還が進まなかったことによる債務残高の増にともなう当該補助金の増加となった。