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平成22年度予算
当初予算　一般事業　　知事要求 　　　　　支出科目　 款：民生費　項：児童福祉費　目：児童福祉総務費
事業名：

保育所乳児途中受入円滑化事業

将来ビジョン関連事業（育む／すこやか子育て）

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福祉保健部　子育て支援総室　子育て応援室　　

電話番号：0857-26-7570  E-mail：kosodate@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)		 正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 14,970千円 807千円 15,777千円 0.1人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 14,970千円 807千円 15,777千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額：7,485千円 　　　財源：単県　　　復活:7,485千円

知事査定：計上　　　計上額:7,485千円

事業内容

１　事業の概要

産休・育休明けの年度途中からは保育所への入所が困難で、乳児（０歳児）の待機児が増加し、困っている保護者も多い。

    　このため、私立保育所において、途中入所する乳児担当の保育士を、年度当初から配置する経費（現行１人→２人に拡充）について、市町村を通じ助成し、乳児の待機児解消を図る。

２　復活要求内容

現在、途中入所の乳児を担当する保育士を、年度当初から配置する経費を１人分助成しているが、さらに１人配置する経費についても助成する。

【補助基準額】　保育士１人あたり
　　5,940円×21日×3ヶ月(4〜6月)＝374,220円　…A
　　＜保育士配置基準　乳児：保育士＝３：１＞　
途中入所
乳児数		 途中入所乳児を
担当する保育士
箇所数
B
事業費
【現行】　　
３人以上		 年度当初から１人
配置する場合
(県・市町村 1/2)
４０施設
A×B×１／２
７，４８５千円
（計上）
【復活】　
６人以上		 年度当初から、さら
に１人配置する場合
(県・市町村 1/2) ※		　
４０施設
A×B×１／２
７，４８５千円
（復活）
※　部長要求の際は、基金10/10で要求

３　部長査定結果

地方単独の保育士の加配制度を市町村の負担なく（基金10/10で)設けることは疑問
  • また、こうした制度を単年度で設けることについての事業効果は更に疑問
  • 国への制度改正など、法人支援につながるより効果的な支援策を検討すべき

４　復活要求理由

待機児をなくし、子育てをしながら安心して働くことができる環境を整えるのは、市町村及び県の責務。
  • 乳児の入所希望は年々増加しており、今後も増加すると考えられることから、単年度でなく継続的な制度として要求。
  • 年度途中の乳児の入所希望増への対応は、全国的な課題であるため、年度当初から保育士を配置する経費助成等、法人支援につながる制度実施を国に要望していく。

    • ５　背景

    出産しても仕事を続けながら子育てをするため、乳児の保育所への入所希望は年々増加しているが、近年特に、景気の悪化で生活が苦しく、乳児を預けて新たに働かざるを得ない、育休を早く切り上げざるを得ない家庭が増えている。
      　 ※　０歳児の入所が５年間で約２割増加
      　　　　 １，０１９人 (H16.1) ⇒　１，２３７人 (H21.1)　
      　　 ※　保育士の配置ができないため乳児の受入を断った件数　　　　　　　　８１件 (H20.4〜21.3） ⇒ １１７件：26園(H21.4〜10）

      　　　　※　待機児(H21.10)　　３５人 うち乳児２１人
      　　　　　　　届出保育施設等入所児(H21.9)　　４９０人 うち乳児６６人

      • 乳児保育は多くの保育士が必要だが、非常勤で待遇がよくないため、年度途中に短期間雇用の非常勤保育士を募集しても集まらない。３月まで雇用され、その後継続雇用にならなかった保育士は、他職種へ転職するケースが多い。
      • また、来年度、１才以上の待機児解消も含め、幼稚園型認定こども園の設置を進めていくが、しばらくは０才児の受皿になることは困難。
      • 育児と仕事の両立は「子育て王国とっとりプラン」の柱であり、「待機児ゼロの鳥取県」を目指す必要がある。

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    ＜取り組みの効果＞
    私立保育所に対し、乳児担当保育士を年度当初から配置する経費を助成することにより、乳児の受入が円滑に行われ、待機児童がだすことがなかった。
    　事業実施保育所（県内私立保育所　５８施設中）

    　　　　Ｈ２０　３９施設　　　Ｈ２１　３８施設

    これまでの取組に対する評価

    ・近年、不況の影響もあり、産休や育休明けを待たずに年度途中に保育所入所を希望する保護者が増え、乳児の保育所入所の需要は、特に増加。

    ・現場からは、乳児担当の保育士不足のため入所を断らざるを得なくなり、働きながらの子育てを希望する保護者にとっては深刻な問題となっている。

    ・途中入所の増加が見込まれる保育所は、保育士確保のため年度当初から保育士を配置し、安定した乳児の受入れ体制を整えるための支援が必要。

    ・保育士の配置ができず、乳児の年度途中の入所希望を断っている現状を現場から聞いており、乳児受入見込みに応じた支援を行うため、助成の拡充を行う。

    工程表との関連

    関連する政策内容

    子育て家庭に対する支援の充実

    関連する政策目標

    子育て中の誰もが、保育所、幼稚園、地域子育て支援センター、放課後児童クラブ、ファミリー・サポート・センター等の子育て支援拠点の支援を受け安心して子育てができる。

    財政課処理欄


    　当面、子育て王国とっとりプラン（Ｈ２２〜２６）の計画期間中の特例措置とし、認定こども園の設置と当該こども園における０歳児受入れを積極的に推進することとし、その状況と所謂待機児童の実態等を勘案し随時見直しすることとします。

    要求額の財源内訳(単位：千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    既査定額 7,485 0 0 0 0 0 0 0 7,485
    保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    復活要求額 7,485 0 0 0 0 0 0 0 7,485
    追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    保留・復活・追加 要求額 7,485 0 0 0 0 0 0 0 7,485
    要求総額 14,970 0 0 0 0 0 0 0 14,970

    財政課使用欄(単位：千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    査定額 7,485 0 0 0 0 0 0 0 7,485
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0

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