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福祉保健部 障がい福祉課 自立支援室
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
22年度当初予算額(最終) |
13,500千円 |
2,420千円 |
15,920千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
22年度予算要求額 |
13,500千円 |
2,420千円 |
15,920千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:13,500千円 財源:国10/10他 復活:13,500千円
知事査定:計上 計上額:13,500千円
事業内容
1 事業の概要
刑務所出所者のうち、帰住先がない高齢である者又は知的障がい(知的障がいが疑われる者IQ69以下の者を含む)に対し、出所後円滑に福祉サービスへつなげるための支援を行う地域生活定着支援センターを設置する。
【実施主体】県(公募により決定する者に業務委託して実施)
【財源内訳】国庫補助金10/10、県事務費:単県
【対象者】 保護観察所の行う特別調整の対象者(高齢者またはIQ69以下で知的障がいが疑われる者であって、帰住先がないため自立が困難と思われ満期釈放される者)
【委託内容】
@刑務所に入所中の人に対する支援
- 刑務退所後の受入施設等の確保のための調整(帰住予定地の決定)
- 刑務所退所後に直ちに福祉サービス等を利用できるようにするための体制整備
A刑務所を退所した人にかかる支援
- 本人に対する処遇、福祉サービス等の利用に対する助言等
- 適正な処遇が行われているか、個人情報の管理はなされているかなど、一定期間ごとのサービス評価
- 本人・家族又は関係機関等に対する助言
- 福祉サービス等の利用支援
【事務費(単県)】
- 地域生活定着支援センターの行う業務について、障害福祉サービスを実施する市町村、入所施設の理解を深め、円滑な事業の実施のための連絡調整。
- 地域住民への理解促進のための広報などの普及啓発を行う。
2 復活要求内容
| 当初要求額 | 課長査定 | 部長査定 | 復活要求額 |
委託に要する経費(国庫10/10) | 17,000 | 0 | 0 | 13,000 |
県事務費
(単県) | 500 | 0 | 0 | 500 |
計 | 17,500 | 0 | 0 | 13,500 |
<根拠>
区分 | 要求額 | 積算 |
委託に要する経費(国庫10/10) | 13,000千円 | 人件費9,294千円
活動費3,706千円 |
県事務費
(単県) | 500千円 | 需用費250千円
役務費130千円
使用料及び賃借料120千円 |
【平成22年度の補助基準額】17,000千円
平成21年10月6日に厚生労働省からの聞き取りにより確認
3 総務部長査定結果
部長要求額 ⇒ ゼロ
計画に具体性がありません。
平成22年4月1日からの組織等の体制や、センター立ち上げ前後の運用スケジュール等を明示してください。
4 復活要求理由
刑務所入所中から支援を必要とする対象者は、刑務所出所後円滑に福祉のサービスにつなげるための支援の仕組みが必要である。地域で支える福祉の連携をスムーズに行ううえでセンターの役割は重要である。
しっかりとした組織体制を確立したうえで、事業開始とする。
《4月までに取り組むこと》
受入れの体制作り
(1)講演会の開催
平成22年1月31日 市町村、関係機関、県民を対象に長崎県地域生活定着支援センター所長を招聘し、講演会を行う。
(2)市町村自立支援協議会での体制作り
2月に開催する県自立支援協議会において、各市町村自立支援協議会ごとに受け入れる体制作りを検討。市町村自立支援協議会においても具体的な支援体制を構築するよう必要に応じて助言・指導。
(3)市町村への理解の促進
3月に開催する市町村担当課長会議で、地域生活定着支援センター設置について説明し、理解と認識を深める。
《4月から取り組むこと》
(1)市町村支援体制の確立
対象者が地域での生活をするための関係機関の支援体制を確立する。(市町村ごとにキーパーソン(機関)を定め、地域生活定着支援センターの依頼により、関係機関との協議ができる体制を整備)
(2)市町村への助言
市町村ごとに支援体制が確立できるよう、県、保護観察所等により具体的な助言を実施する。
参考
センターの体制
職員の配置 | 原則4名(うち、社会福祉士、精神保健福祉士等の資格を有するもの、又は同等に業務を行うことが可能であると認められる者を1名以上配置) |
センター長 | 職員の中から1名指名 |
開所日 | 原則週5日以上 |
開所時間 | 一日あたり8時間、週40時間を目安 |
名称 | 「地域生活定着支援センター」とする |
地域生活定着支援センターと連携する機関のイメージ
福祉の支援が必要な方の現状とセンター開設後の支援のイメージ
|
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
刑務所に入所中の障がい者については、福祉のサービスを受けることが出来ないため、必要な支援を受けるのは出所後からとなっている。そのため、出所直後から速やかに必要な福祉のサービスにつなげることが出来ず、結果、再犯を繰り返す傾向にあった。
<国の動き>
平成20年7月から、国において「地域定着支援センター」設置事業が進められ、国のモデル事業として長崎県に地域生活定着支援センターが設置された。
平成21年度からは、都道府県に「地域生活定着支援センター」を整備し、司法と福祉の連携により、刑務所出所者等に対し、福祉的支援を行う、「地域生活定着支援事業」(定額補助:10/10相当)が創設された。各県で設置に向けての取り組みが進められている。
これまでの取組に対する評価
刑務所を出所後、速やかに必要な介護、医療、年金その他の福祉のサービスにつなげ、安心して生活が出来るための支援が必要であり、刑務所を出所する前から、関係機関と連携を取りながら福祉のサービスにつなげるための支援を行う、地域生活定着支援センターの設置が必要。
鳥取県では、平成20年10月から、地域生活定着支援センター準備会が発足。センターの設立に向けて平成20年10月、平成21年2月に協議を実施した。
平成21年4月からは、設立準備会を発展的に解消し、平成21年4月及び平成21年11月に連絡協議会を実施している。
関係機関においてもこのような問題に対する認識は高く、早急にセンターを設置し、支援体制を構築する必要がある。
財政課処理欄
執行にあたっては、受託想定の組織等の意見を良く聞き、委託事業の仕様を精査の上、事前に総務部財政課へ執行協議を行うこと。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
既査定額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
復活要求額 |
13,500 |
13,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
500 |
追加要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留・復活・追加 要求額 |
13,500 |
13,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
500 |
要求総額 |
13,500 |
13,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
500 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
13,500 |
13,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
500 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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0 |