事業費
要求額:16,000千円 (前年度予算額 20,000千円) 財源:国1/2
事業内容
事業内容
沿岸の砂浜海域の漁場にコンクリートブロック(十字礁)を設置する。
全体事業内容 : コンクリートブロックの設置 1250基 50ha
全体事業費 : 390,000千円(負担区分:国5/10、県5/10)
H22事業内容 : コンクリートブロックの設置 34基 1.4ha
H22事業費 : 16,000千円(負担区分:国5/10、県5/10)
平成22年度予算の内容
十字礁の設置1.4ha(34基)
本工事費(増殖礁設置) 14,355,000円
測量試験費 監督補助 365,000円
事務費 1,280,000円
事業の目的・必要性
【事業目的】
- 沿岸漁業の重要資源で県魚でもあるヒラメの稚魚の健全な育成を図り、ヒラメ資源の回復を図る。
- ヒラメ以外の魚種の育成場や漁場としての効果もあり、これら機能と併せて沿岸域の豊かな海づくりを行う。
【必要性】
- 本県沿岸域は天然礁に乏しく、成長したヒラメ稚魚の育成場となる海域が少ないことから、増殖場の整備が必要である。
- ヒラメの資源水準が寄生虫による貧血症の影響で低迷おり、資源回復を図る必要がある。寄生虫には、抵抗性を持たせることが重要であり、ヒラメ稚魚の健全な育成に必要なエサ場を整備することが効果的である。
- 平成20年度に実施した調査結果により、増殖場の整備海域には豊かで多様な生態系が構築されていることが確認されており、増殖場の整備により、ヒラメのみならず多くの沿岸水産資源の底上げを図り、漁業所得の増加に寄与できる。
年次工程
年度 | 事業費 | 内容 |
H20年度まで | 324,000 | 十字礁の設置37.3ha(933基) |
H21年度 | 50,000 | 十字礁の設置5.9ha(148基) |
H22年度 | 16,000 | 十字礁の設置1.4ha(34基) |
箇所表
(単位:千円)
NO 新規/継続 区分 |
事業箇所 |
全体計画 |
当年度要望 |
備考 |
事業概要 |
期間 |
事業費 |
事業概要 |
要求額 (うち国庫) |
査定額 (うち国庫) |
前年度予算額 当年度以降残 |
001 継続 県営広域漁場整備増殖場造成 |
岩美地区 岩美町沖合 岩美郡 岩美町 |
コンクリートブロックの設置1250基、50ha |
H13-H22 |
440,000 |
コンクリートブロックの設置34基、1.4ha |
16,000 (8,000) |
|
※国の予算内示の状況など予算編成過程で生じた事情の変更等により、財政課長査定段階までの間に、
要求内容の変更(要求額・事業箇所の変更等)を行うことがあります。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成13年度から整備を行っており、当初計画50ha中、H21年度までに43.2haを整備する予定。
これまでの取組に対する評価
・平成20年度に効果調査を行い、費用対効果が1.108と算出された。
・漁業者からは、次のとおり好評である。
「整備前には利用されない場所であったが、ヒラメをはじめよい漁場となった。」
「近場に漁場ができて、燃油の経費節減ができる。」
工程表との関連
関連する政策内容
安心して漁業ができる秩序ある漁場と豊かな漁場環境を維持する。
関連する政策目標
漁場資源の増産
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
20,000 |
10,000 |
0 |
0 |
0 |
9,000 |
0 |
0 |
1,000 |
要求額 |
16,000 |
8,000 |
0 |
0 |
0 |
7,000 |
0 |
0 |
1,000 |