当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農作物対策費
事業名:

三朝米ブランド化支援事業

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農林水産部 中部農林局 農業振興課経営支援担当  

電話番号:0858-23-3165  E-mail:chubu_nourin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度予算要求額 324千円 807千円 1,131千円 0.1人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 191千円 829千円 1,020千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:324千円  (前年度予算額 191千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の概要

 県内でおいしい米の産地といわれている三朝町において、特Aを取得することで中山間地の活性化と米のブランド化に資する。


    【事業主体】
    三朝米ブランド化プロジェクト
     (三朝町・鳥取中央農協・県・米生産者・全国農業協同組  合連合会)
    事務局:鳥取中央農協米穀課

    【補助率】
    県1/3 町1/3 鳥取中央農協1/3

2 事業内容

3 背景

(1)三朝町産米は、米マップ(米穀データバンク発行)によると食味・品質評価でAランクの評価を受けている。また、毎日1300食温泉旅館等に炊飯供給され(H20.11まで)非常においしいという評価を受けた。


(2)平成20年産コシヒカリの食味値調査(S社食味計による)では、極上と評価される85pointを超えるランクの米が散見される。H21産は現在三朝米食味コンテストとして調査中であるが、昨年以上に高い食味値がみられる。

(3)平成18年産コシヒカリの食味関連成分(タンパク含量・全窒素含量など)調査によると、生産者の80%以上がタンパク含量の目標値である7.4%以下を達成している。
 
(4)H19生産米落札平均価格は、鳥取県産コシヒカリ14,700円/60kgに対し特A産地である魚沼産は、25,000円/60kgと飛び抜けて高くなっている。

(5)三朝町産米は、コシヒカリ1等で500円/kgの加算をつけて生産者に精算されいる。また、米のエコファーマー(現在581名)からは、取得によるメリットを出して欲しいという要望が強い。

3 期待される効果

 (1) 特A取得とブランド化による米販売価格の向上
 (2) 生産者の意欲向上による地域農業の活性化

4 事業実施期間

平成21年度から23年度

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

@三朝米ブランド化プロジェクトを設立し、下記の事業に取り組んだ。
・特A食味ランキングへの出品調整(出品について穀物検定協会と調整する全農と協議を行ったが、県内出品数の調整ができなかったためH21出品は見送りたいとの回答であった。)
・特A産地の視察(生産者の組織化、生産者意欲向上に向けた共励会開催、メールを活用した技術情報の提供について)
・品質向上展示ほの設置(目的:土壌改良材・堆肥施用による外観品質・食味向上  2ヵ所)
・販売業者との意見交換(大阪 堺米穀企業組合 2回。 生産者、ほ場を限定し、温泉、地元産品など地の特徴を生かして「三朝米」のブランド化をはかったらどうかという提案を受けた)
・全国食味コンテストへの出品(主催:食味鑑定士協会、静岡県) 

A生産者組織であるおいしい米つくり協議会の活動について下記の提案を行い実施、計画された。
   栽培技術講習会
   三朝米食味コンテスト
   三朝米生産者大会の開催
   
   

これまでの取組に対する評価

 販売先の要望を受け、集荷・販売の中心となる鳥取中央農協が集荷体制整備や販売先との情報交換を積極的に行うことになった。
 生産者組織である三朝町おいしい米つくり協議会が、より良質米をめざした栽培指針を作成し、生産者を限定したレベルアップ米に取り組むことになった。
 以上により、生産及び販売の両面よりレベルアップに取り組む下地ができた。

工程表との関連

関連する政策内容

多様な農業の担い手の育成・確保

関連する政策目標

平成26年度目標
   認定農業者  877経営体  集落営農組織・法人  142経営体

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 191 0 0 0 0 0 0 0 191
要求額 324 0 0 0 0 0 0 0 324