これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈政策目標〉
・ほうれんそうでの作業改善実施目標(H21):100%
〈取り組み状況〉
・ほうれんそうでは、農家個々の調製作業場の環境改善を推進している。身体への負担が軽減し、より効率な作業ができるようになった農家が増加している。(H21年11月末現在の実施率:75%)
・農家から新たにスイカの色付け方法の改善に対する要望が出てきたため、H20年度に色付け作業についての実態調査を実施し、改善策を検討した。それを踏まえ、産業技術センターと色付け道具の開発に向けて共同研究を開始した。
・H21年度には、試作器に改良を重ねた。
〈現時点での到達度〉
・色付け道具の原器が完成。H21年度中に特許出願予定。
これまでの取組に対する評価
〈自己分析〉
・色付け道具の開発についてスイカ農家の期待は高く、早期の実用化が求められている。
・色付け道具の形状、機能等について整理し、原器が製作できたが、実用化には民間の専門技術が必要である。
・専門メーカーに委託し、農家の意見をフィードバックさせながら開発することで、1年間で商品化できるレベルまで到達できると考える。
・安価で使いやすい色付け道具が実用化できると、スイカ農家は交配時の色付けから収穫までの一連の作業を楽に効率よく行えるようになる。
・メロン、ブドウなど他の農作物の栽培においても活用の見込み有り。