当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業改良普及費
事業名:

らくらくスイカ作業改善推進事業

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農林水産部 中部農林局 倉吉農業改良普及所  

電話番号:0858-23-3193  E-mail:chubu_nourin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度予算要求額 910千円 807千円 1,717千円 0.1人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:910千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 背景・目的

 スイカは倉吉市の基幹作目である。スイカの交配日を識別するために行う色付け作業は、現在、クレヨンを用いて行うのが一般的であるが、つけにくい、見にくいなどの問題点があり、スイカ農家の改善要望が強い。

     作業を効率よく快適に行うために、つけやすく、見やすい色付け道具の開発を行うことを目的とし、スイカ産地の維持発展に資する。

2 事業内容

(1)色付け道具の実用器試作
 当所と産業技術センターとで共同研究してきたアイディア(特許出願予定)を基に、実用タイプの試作を県内メーカーに委託する。
(2)実証農家でのモニタリング
 試作器をスイカ生産者に実際に使用してもらい、実用性の評価や改善事項の明確化を行う。
・実証農家:スイカ生産者2戸
・時期:8月(抑制スイカ交配時期)

3 所要経費

  事業内容 要求額(千円)     備考
実用器の試作    890実用器試作に係る一式
モニタリング     20@10,000×2戸
    計    910

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〈政策目標〉
・ほうれんそうでの作業改善実施目標(H21):100%

〈取り組み状況〉
・ほうれんそうでは、農家個々の調製作業場の環境改善を推進している。身体への負担が軽減し、より効率な作業ができるようになった農家が増加している。(H21年11月末現在の実施率:75%)
・農家から新たにスイカの色付け方法の改善に対する要望が出てきたため、H20年度に色付け作業についての実態調査を実施し、改善策を検討した。それを踏まえ、産業技術センターと色付け道具の開発に向けて共同研究を開始した。
・H21年度には、試作器に改良を重ねた。

〈現時点での到達度〉
・色付け道具の原器が完成。H21年度中に特許出願予定。

これまでの取組に対する評価

〈自己分析〉
・色付け道具の開発についてスイカ農家の期待は高く、早期の実用化が求められている。
・色付け道具の形状、機能等について整理し、原器が製作できたが、実用化には民間の専門技術が必要である。
・専門メーカーに委託し、農家の意見をフィードバックさせながら開発することで、1年間で商品化できるレベルまで到達できると考える。
・安価で使いやすい色付け道具が実用化できると、スイカ農家は交配時の色付けから収穫までの一連の作業を楽に効率よく行えるようになる。
・メロン、ブドウなど他の農作物の栽培においても活用の見込み有り。

工程表との関連

関連する政策内容

調製作業改善の推進

関連する政策目標

ほうれんそうでの作業改善実施100%

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 910 0 0 0 0 0 0 0 910